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ベトナムとフランスが出会う街
フレンチハノイ

　2つの文化が交差するとき、そこには新たな文化が生み出される。
　ハノイがフランスに占領されたのが1873年。1887年からは仏領インドシナの中心となり、フランスから多くの人と文化が押し寄せてきた。インドシナ戦争を機に大半のフランス人がハノイから去る頃、2つの文化の申し子は、すでにこの地でしっかりと育まれていた。
　長い月日をかけて成熟してきた、そんな「フレンチハノイ」の尽きない魅力を、料理や芸術などに携わるハノイ在住のフランス人たちが語る。

撮影：渡辺弥生＆ベトナムスケッチ編集部

		料理「じつはフォーも、フランス料理とのかかわりのなかで生まれた料理なんですよ」

		建築「急速に変わりゆく都市ハノイの、変化そのものに惹かれます」

		小説「2つの異なる文化の、その相違こそが豊かさの根源なのです」

		ファッション「ベトナムとフランスの血を強く意識するようになりました」

		散策フランスの香りを感じたい　フレンチにハノイを街歩き

		レストラン舌で味わうフレンチハノイ

		ハノイ市中心部地図