野鳥の聖域　メコンデルタ
あなたも鳥たちに会おう
ツアーでも行ける野鳥の楽園

03. ヴァムホー Vam Ho（ベンチェ近郊）
　 〜ホーチミン市から一番近いサンクチュアリ 〜

　メコンの幹線道路である国道1号線から外れているためか、旅行者がまだ少ないベンチェだが、このサンクチュアリには84種類もの野鳥が生息していると言われている。町から現地までは車でも行けるが、一般の人は立ち入りが禁止されているため、鳥を見るには地元ベンチェーツーリストの主催するツアーに参加することが必要。ツアーは午後出発の半日コースと1日コースがあり、前者はサンクチュアリのみ、後者はベンチェにあるその他の見所も回る。

check point
広さ　　：5ヘクタール
主な鳥：ペリカン、サギ
時間帯：16:30ごろ〜18:00ごろ

Grey Plover	Sanderling

04. バックリウ Bac Lieu（バックリウ郊外）
　 〜公園として整備が進められている大型の営巣地 〜

	Grey Heron

　バックリウの町の中心部から車で15分ほど南へ。車が入れるのは公園の門まで。門を入ったすぐのところに観測用の塔があり、ここからは営巣地の上に渦を巻いて群舞する鳥の全景が見える。近くで見るには、ここから森の小道を徒歩で約30分行った観測ポイントまで行こう。ただし2003年11月現在、公園として整備を進めているため、塔から奥は立ち入り禁止。整備が終わって公開されるのは来年頭の予定だ。

check point
広さ　　：132ヘクタール
主な鳥：白サギ
時間帯：17:30〜18:30ごろ

05. カマウ Ca Mau（カマウ郊外）
　〜広大なマングローブに住む鳥達 〜

	Asian Openbill

　ベトナムの最南端、カマウはアジア地域で最大の大きさを誇るマングローブ林で有名だが、そこは鳥達にとっても格好の生息地で、複数のサンクチュアリがある。森が深いだけに鳥を見るのは難しく、ツアーへの参加が必須。地元のカマウツーリストが半日のツアーを催行している。料金は50US$〜（最少催行人数8人）。手軽に鳥を見たい人には、カマウ市内に野鳥公園があるのでそちらへ。入場料は3000ドン（約20円）。

check point
広さ　　：2ヘクタール
主な鳥：コウノトリ
時間帯：5:30ごろ、17:30〜18:30ごろ

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