04　colonial STYLE [restaurant patio]
穴場カフェはフレンチコロニアルにあり

	建物の隅々までが芸術のコロニアルスタイル
	（左）有名ホテルなのにアイスコーヒー1万5000ドン（約100円）はうれしいプライス

　街の中心にあるのに在住者は忘れがちなコンチネンタルホテルのカフェ。久しぶりに行ってみたら居心地がよくて、その魅力を再発見。アーチ型の窓やアイアン細工…。いわゆる正統派のコロニアルスタイル。かつて数多くの著名人たちも過ごしたという由緒あるカフェ。なのにお値段は良心的。こういうカフェを「穴場」と言うんだろうな。

05　italian style [cafe l'opera]
カフェ文化を提案するイリ−がベトナムに上陸！

	店内のインテリアも参考にしたいスタイリッシュなカフェ空間
	（左）アイスカフェラテもイリ−ならこんなにオシャレに演出。2万9000ドン++（約200円++）（右）イリ−のロゴ入り缶に入ったコーヒー豆はギフトにも喜ばれそう

　イタリアンコーヒーでお馴染みのイリ−発信のカフェが遂にベトナムに上陸。100％のアラビカ豆を使用、独自の技術で新鮮な香りをキープするなど、ベトナムコーヒーとはまた風味の違った本格派コーヒーが楽しめる。またイリ−といえば、世界のアーティストを起用したカップデザインでも有名。残念ながら今はベトナム人がデザインしたカップはないけれど、近い将来そんな夢も実現するかもね。

06　interior cafe [design de ho chi minh]
デザイナーズインテリアでカフェ空間を楽しみたい

	都会的なデザインがとても新鮮。建物の2階にはショールームもある

　おいしいコーヒーはカフェ選びの条件に必須だけど、くつろぎのスペースも追求したい。そんな人にオススメしたいのがデザイナーズ家具に囲まれたインテリアカフェ。街の中心からちょっと離れたNam Ky Khoi Nghia（ナムキーコイギア）通りに、一際目を引くおしゃれな外観といえば、在住者はもうお分かりのハズ。フランスの家具デザイナー、フィリップ・スタルクがデザインしたスケルトンの椅子をはじめ、個性派インテリアに囲まれて刺激的なカフェタイムを。

07　japanese style [kissaten]
ちょっぴりお忍びムードが漂う大人の和風喫茶店

	（左）日本茶6万ドン（約410円）と抹茶アイス3万5000ドン（約240円）。本格的なお茶が楽しめる（右上）店内のこのまったりとした雰囲気もいい。カップルにオススメ

　ちょっと簡単には探せないヘム（路地）の奥。夕方5時から開店する喫茶店はちょっぴりお忍びムード。そんな大人の空間でまったりするのもいいけれど、ココに来たらまずは日本茶をオーダーして。お茶の歴史から作法まで日本人の先生からしっかり学んだという、ベトナム人スタッフお手前は見事なもの。ベトナムでナゼ日本茶なの…？という疑問を終始抱きながらも、その不思議な世界の虜になってしまう魅惑の喫茶店。

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（2004年2月号）