ダナン半日ツアー

	(左)ランコーとは「おばさんの丘」という意味だが、昔はビーチにコウノトリが多数生息しており、コウノトリの村、コウノトリの丘（Lang Co）という意味だったそう (右)地元の人いわく、井戸はミーソン（My Son）遺跡を造ったチャム族の手によるものとか

■13:30
純白の砂に歴史を想う。
ランコー村は見所満載！？

　ハイヴァン峠を北側に下ったところにある、純白のビーチが美しいランコー村。ここは仏領時代、フランス人の別荘地として開発され、小さな村の中に3つの教会がある。その中でもランコー教区（Giao Xu Lang Co）と呼ばれる教会は、100年以上の歴史を持つといわれている。教会横の古い井戸は、現在は使われていないが、かつては海に近いこの村で唯一真水が出る井戸だったそう。

	自家製ヌックマム7000ドン（約50円/500ml）、トムチュア1万5000ドン（約110円）。お土産にもぴったりだが、飛行機内に持ち込みできない場合もあるのでご注意を

■14:00
美味いマムをお土産に！？

　教会からさらに少し北に走ると、道路の両側に魚醤ヌックマム（Nuoc Mam）やランコー名物のトムチュア（Tom Chua）の販売店が並びだす。トムチュアは 海老を発酵させたフエ名物の食材で、フエ風生春巻きでは生春巻きと一緒に食べたりもする。おすすめの1軒はレ（Le）ばあちゃんの店。試食もできるので、自慢の自家製ヌクマムをはじめ、フエ独特の調味料を試してみてはいかが。

Quan Cay Dua Ba Le
住所：Thi Tran Lang Co, Phu Loc, Hue
電話：(054) 874428
営業時間：7:00〜21:00

	オープンエアのテラス席から、まったりビーチを眺めるひと時。ちょっとした時間つぶしにももってこいだ

■14:30
海を眺めながら、まったり休憩

　ランコー村といえば、白砂のビーチ。バスツアーの休憩所にもなっているタインタムシーサイドリゾートは、シーフード料理が自慢。もちろんコーヒーだけのカフェ休憩もOKだが、小腹が空いていたらぜひ、新鮮な魚介にチャレンジを。生け簀から海老、蟹などを選んでお好みで調理して貰おう。お勧めは「ハマグリのレモングラス蒸し（Ngheu Hap Sa）」。新鮮なハマグリを生姜とレモングラス、唐辛子と一緒に蒸したさわやかな一品。料金は時価とのこと。

Thanh Tam Seaside Resort
住所：Lang Co, Phu Loc, Hue
電話：(054) 874456
営業時間：7:00〜21:00

■15:30
そしてゴール、Uターン！！

　ダナン半日ツアーの最後は、同じくランコー村のはずれにある墓地。最後が墓地だなんて、ちょっと寂しい感じもするが、フランス人の別荘地だった影響から、この近隣ではめずらしく、十字架付の墓が多い。キリスト教徒が多く住むこの地域だけに、墓地もまた郷土色豊かといえるのだ。なお、帰りはハイヴァントンネルを通ってダナン空港まで約1時間。