ベトナムお役立ち
トラベルインフォメーション

出入国に関して 　15日間の短期滞在に限り、日本人は入国ビザが不要。入国時に記入する白い用紙の半券（出入国カード）は、ホテルチェックインの際や、出国手続き時にも必要となるので、大切に保管してください。また7000US$相当額以上の外貨を持ち込む際は、税関申告が必要です。

通貨

　ベトナムの通貨はベトナムドン（VND）。一部紙幣はポリマー製新デザインのものと併用され、現在200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万、20万、50万の11種類が流通しています。紙幣以外の硬貨は200、500、1000、2000、5000の5種類。高級ホテル、レストラン、土産物屋などではドル払いも可能。

両替

　両替は、銀行、ホテルのほか、町中にある両替所でも可能です。レートは場所により多少の差があります。またUS$からベトナムドンに両替する際、高額紙幣（50US$または100US$）のほうが良いレートになります。

チップ

　べトナムでは、基本的にチップは不要ですが、ホテルのポーターやタクシーのドライバーに重たい荷物などを運んでもらった際は1万ドン（約80円）程度。マッサージなどをしてもらった場合は、数万ドン程度のチップを払うのが定着しています。

交通手段

■タクシー
　町中の移動にはタクシーが一番便利。タクシーはメーター制で、初乗り運賃はハノイが1万5000ドン（約110円）〜、ホーチミン市では1万2000ドン（約90円）〜がおおよその目安。地域や会社によって異なります。ハノイ市、ホーチミン市で評判が良いのは緑のラインが目印のマイリンタクシー、ホーチミン市では黄色い車体のVINAタクシーや白いVinasunタクシーもお勧め。

■バス
　市内バスは3000ドン（約20円）〜と安価ですが、バス停に時刻表はなく、短期滞在者が使いこなすのは難しいかも。路線図はホーチミン市ならベンタン市場前バスターミナル、ハノイ市はキムマーバスターミナルなどのほか、各書店でも手に入ります。

■レンタルバイク、自転車
　旅行者街を中心にショップがあり、バイクは1日７US$、自転車は1日1万ドン（約70円）程度が目安。50ccを超えるバイクには外国人も免許が必要で、日本の国際免許は通用しません。

■レンタカー
　車だけを貸してくれるレンタカー屋さんはなく、すべて運転手つき。ホテルや旅行会社を通して申し込みます。料金は、概ね1日30US$から100US$程度。

■バイクタクシー、シクロ
　バイクタクシーは値段交渉が必要でトラブルも多いので、お勧めしません。また、ベトナムに来たら一度は乗りたいシクロですが、トラブルが多いのでツアーのご利用をお勧めします。

電話

■ベトナムから日本へかける
　ホテルからなら外線番号＋国際電話識別番号00＋日本の国番号81＋市外局番から頭の0を除いた番号＋相手先の番号

【日本・東京03-1234-5678にかける場合】
(外線番号)＋00-81-3-1234-5678

■日本からベトナムへかける
　国際電話識別番号＋010＋ベトナムの国番号84＋市外局番から頭の0を除いた番号＋相手先電話番号

【ホーチミン市08-1234567にかける場合】
(国際電話識別番号)＋010-84-8-1234567

※携帯電話へも同様に最初の0を取ってください。
　日本の携帯電話は、多くは使用できません。携帯電話はレンタルがありますので、ホテルなどでご相談ください。

通信

　インターネットやE-メールは市内に多くあるインターネットカフェやホテル内のビジネスセンターなどで利用できます。旅行者街であるデタム通り（ホーチミン市）周辺のインターネットカフェの場合、100ドン〜150ドン／分程度で、たいていは日本語にも対応しています。

電気事情 　ベトナムの電気は220ボルト。日本の電気製品は、通常変圧器が必要になります。コンセントの形状も異なります。コンセント形状の変換器は、ホテルで貸し出しや、電気店などで販売しています｡

外国人料金

　2004年1月1日発券分より、国内線航空券の外国人運賃が廃止されました。ただし一部のホテルなどで、外国人料金が残っているところもあります。

治安

　旅行者の集まるエリアや市場では、引ったくりや盗難が数多く発生しています。荷物は前に抱えて持つのが安全です。また夜10時以降の外出は避けるようにしましょう。

骨董品の持ち出し

　骨董品、香木などの国外持ち出しは法律で制限されています。購入の際は、持ち出し可能かどうかの確認をお忘れなく。

気候

　北部には四季があり、冬は厚手のジャケットが必要なほど冷え込みます。中部、南部は乾季と雨季の二季で、雨季にはほとんど毎日スコールがありますが、小一時間で上がるのが普通です。
　日中の陽射しは、思っている以上に強いので、帽子などをかぶり、水分を十分に補給してください。逆にホテルなどは冷房が効きすぎる傾向がありますので、長袖のシャツがあると便利でしょう｡

階数表示

　日本の1階は0階またはG階、2階が1階になります。