＜カントーまるかじり＞
歴史と趣き重視派には
クオックテーホテル [Quoc Te Hotel]

　ベトナム統一以前に民営ホテルとして開業し、1979年に国営となったカントーの老舗ホテル。

　ノスタルジックな雰囲気の、昔ながらの国営ホテルといったたたずまいだが、ホスピタリティや観光に関する手配は確実で実に現代的。ヨーロッパやアジアのさまざまな国からの滞在者でいつもにぎわっている。また、豊富なメニューのベトナム料理が楽しめる「ホアカウ Hoa Cau」レストランがすぐ隣りにあって便利。

　住所：12 Hai Ba Trung St., Ninh Kieu Dist.,
　電話：(071) 822080 / 822079
　Web：なし

川へも街へもアクセス至便
サイゴンカントーホテル [Saigon Can Tho Hotel]

	自家製ジャムやマッサージオイルは、ホテル内のショップ「アンティエム An Tiem」で購入できる

　観光のメインストリート・ハイバーチュン（Hai Ba Trung）通りと市街部との中間という、わかりやすい立地。インターネットが利用できるビジネスセンターと、ツアーデスクがある。

　客室は、全体的にシンプルな調度品でまとめられた落ち着きと清潔感のある空間。日本語をはじめとする衛星放送やヘヤードライヤーも用意され、デラックスタイプの部屋にはADSLを完備。また1階には、各国料理を取り揃えたレストランがある。

　住所：55 Phan Dinh Phung St., Ninh Kieu Dist.
　電話：(071) 825831 / 822318
　Web：http://www.saigoncantho.com.vn

その他ホテル紹介

ベトナム風ロマンティック ニンキュウホテル [Ninh Kieu Hotel] ハウ川を臨んで建つホテル。4つのレストランとコロニアル建築を意識した外観がデラックスな雰囲気。明るいパステル調のベトナム流インテリアで、内部はよく整頓されていてとても清潔。 住所：2 Hai Ba Trung St., Ninh Kieu Dist. 電話：(071) 824583 / 821171 Web：なし	車での移動が容易 フーンドンホテル [Phuong Dong Hotel] カントー市場からタクシーで約5分。シティビューの部屋からは、街の夜景が楽しめる。ビジネスセンターがあり、エントランス前の駐車スペースの配置も良く、レセプションの対応も良いためビジネスでの利用にも便利。 住所：62, 30 thang 4 St., Ninh Kieu Dist. 電話：(071) 812199 / 812299 Web：http://phuongdong-hotel.com	長期滞在者に親切 タイドーホテル [Tay Do Hotel] 良い意味で「普通」を感じさせるホテル。2002年のオープン以来、その何気ない居心地よさのせいか口コミで評判が広がり、日本人の長期利用客がとても多いそう。 住所：61 Chau Van Liem St., Ninh Kieu Dist. 電話：(071) 821009 / 827009 Web：http://taydohotel.com.vn	街歩きを楽しめる ホアビンホテル [Hoa Binh Hotel] ホテルから徒歩圏内にスーパーや郵便局があり、街を歩いて知りたい人に好都合。室内は、大通りの喧騒を忘れてしまう静けさ。通り向かいにある「38レストラン」では南部風味のベトナム料理が楽しめる。 住所：5 Hoa Binh St., Ninh Kieu Dist., 電話：(071) 810218 / 810219 Web：http://hoabinhct.vnn.vn

日帰りスポットはここ！

	右上）カレーライス（1万ドン／約70円）、左下）ブンヌックレオ（1万ドン／約70円）

　カントー郊外へ行くならソクチャン。市内から車で1時間30分。クメール、インド、中国の要素を合わせ持つ町だ。「コウモリ寺」の異名を持つクメール寺院・マハトゥプ（Mahatup）寺が名所。

　食いしん坊さんにイチオシはカレー。ベトナムカレーといえば、ココナッツミルク＆パンだが、ソクチャンではスパイスの効いたピリ辛インド風をご飯にかけて食べる（激ウマ）。マムカー（魚の発酵調味料）を使ったスープが決め手の麺料理、ブンヌックレオ（Bun Nuoc Leo）もここが本場だ。

←前のページ | 次のページ→

スケッチトラベルで行く！
メコンの風に吹かれて ヴィクトリア・カントー1泊2日の旅

（2006年2月号 | 2006年2月9日 木曜日 10:16 JST更新）