＜判子職人＞ 隣に住む、もう一人の判子職人 Pham Ngoc Toan (50歳) 1956年ハノイ生まれ
兄弟の判子屋の隣に、同じような服装をして判子を黙々と作り続ける人がいる。実は、彼はティエンさん、チーさんの叔父にあたるトアン(Toan)さん。兄弟が現在の場所で判子を作る前は、このトアンさんの店で一緒に判子を作っていたという。
こちらの店舗も同様に、間口1.3メートルとかなり狭いが、判子の他に中秋節の月餅の木型も売られている。最近は市販のものを買う人が多くなってきてはいるが、自家製の月餅を作る家庭もまだあり、今でもそれなりに売れているとか。
＜旧市街、お宅拝見＞
旧市街に住む人々に、ここでの生活はどうかと聞くと、多くの人が「なんでも物が揃って便利」という。一方で悪い点はないかと尋ねると「うるさい、狭い!!」という回答が大半。そこで旧市街の生活はどんなものなのかと、判子屋兄弟のお宅を拝見させてもらった。 家の入り口は、判子屋の隣に伸びる細い路地。店の中にも2階の部屋へ続く小さな穴が天井に開いている。
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スケッチトラベルで行く 旧市街地ハノイめぐり特選ツアー
（2005年10月号 | 2005年10月4日 火曜日 11:43 JST更新）
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＜判子職人＞
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