春のジュエリーが欲しい

　近ごろ、ベトナムのジュエリーショップが素敵。以前はちょっと野暮ったい物も多かったけど若手デザイナーたちの活躍で、みるみるハイセンスなグッズが登場してる。繊細な手仕事から生まれるシルバーのプチアクセからベトナム産の貴石・半貴石を使ったハイジュエリーまで思わず物欲に火がつく、ジュエリーショッピング情報をお届け！

シルバー
プラチナと見まごうほどの
輝きを放つシルバーは買い!

	(上)ローカルのお客さんに人気なのはプチネックレス(下)製作期間1カ月というゴージャスなセットアップでも240万ドン（約2万円）

　ベトナムの若者がちょっと可愛いアクセをつけてる。「それどこで買ったの？」と聞くと、答えはたいてい「PNJだよ〜」。国内第2位の国営ジュエリーメーカーなのだが、一昨年からシルバーにも力を入れているとか。

　野暮ったいイメージが強かったデザインを一新したのは、20代の若者が中心となったデザインチーム。1年ごとに行われるイタリアでのジュエリーコンテストでも、上位100選に入るなど大健闘中。毎月100種類以上のデザインを生み出しているが、オススメなのはベトナムの若者にも人気のシンプルなライン。

　銀はすべてイタリアから輸入したシルバー925で、保証書付き。お財布にも優しい価格は買い!?

オーダーメイドアクセは
コミュニケーションが鍵

	名入れ、燻し加工なんてお手の物。石をはめ込むこともできる

　ベトナムでは、もちろんジュエリーだって思いのままにオーダーできる。とりわけ、シルバーのアクセならお手軽だ。

　ホーチミン市にある、工房を兼ねたシルバーショップ「LU」で聞いたところ、シンプルな加工の物であれば1〜2日で受け取れるとのこと。

　店頭商品やカタログにアレンジを加えるセミオーダーと、自分でデザインを持ち込むフルオーダーがあるが、説明が難しいのでわかりやすい写真や図を持ち込むべき。

　凝ったデザインだと1週間以上かかることもある。オーダーを考えているなら、とりあえず旅行の初日に相談に行ってみるのがいいだろう。

次のページ→

（2003年4月号）