汗をかきつつ豪快に食べよう
ホットなシンガポール料理
ディコフィーショップ [シンガポール料理]

	「エイの焼き物/Sting Ray」(9万ドン/約670円)。シンガポール産海老の塩辛と一緒に食べると味に深みが増す
	シンガポールで絶大な人気の「カエルの煮物/Spicy Frog with Dried Chilli」は小サイズ6万ドン（約440円）。オイスターソースを絡めた濃厚なカエルは、じっくり煮込んだお粥（2万ドン/約150円）とともに 撮影：Peter Stuckings

　店名から喫茶店だと誤解するなかれ。実はシンガポールでは「コーヒーショップ＝飲食店」。つまり数々のシンガポール料理を出す、れっきとしたレストランなのだ。

　シンガポール料理の特徴は、辛みの強い香辛料で具材をスタイリッシュに仕上げること。ごま油、チリ、海老ペーストなど、主要な調味料をすべて本場から取り寄せるという同店の人気メニューは、世にも珍しい「エイの焼き物」。コラーゲンたっぷりのエイをバナナの葉の上で蒸し焼きにし、唐辛子、生姜、レモングラスなどを混ぜた特製サンバルと絡める。まったく臭みを感じさせない淡泊な白身に、香り豊かなソースが最高の組み合わせ。

「汗をかきつつ食べる！」がテーマのホットなシンガポール料理は、南国ホーチミン市にもぴったり。新感覚の料理の数々に、挑戦してみよう。

店名：d'cofee shop
住所：30 Le Anh Xuan St., Dist. 1
電話：(08) 8238371
営業時間：7:00〜翌朝3:00

（2007年9月号 | 2007年9月17日 月曜日 11:07 JST更新）