ホーチミン市−ニャチャン間の旅がより快適に。
「ファイヴスター・エクスプレス」でGO！

　2006年末から運行開始された「ファイヴスター・エクスプレス」は、これまでと一味違った高級列車。ホーチミン市−ニャチャン間の8時間の旅が、様々なサービスを受けながら快適に行けるようになったのだ。その特徴を知り尽くして、徹底的に列車の旅を楽しもう。

�@気動車
　客車を引っ張るディーゼル機関車。機関車の最後部には小部屋があり、5席のフットマッサージシートが置かれている。ここで1時間10万ドン(約750円)で、旅の疲れをもみほぐしてもらおう。

�Aデラックス車
　旅客機のエコノミークラス程度のシートが、片側2席ずつ12列並ぶ「デラックス」。幅は狭いが、リクライニングできるので、居眠り派には最適かも。食事などのサービスは、ソファ席と同様だ。

�B多目的車
　1車両全体に並ぶ、折り畳みの椅子。並べ方しだいで映画館になったり、ゲームルームになったり。椅子を片づければディスコに早変わり。貸し切りパーティを楽しみながらの旅だってできるのだ。

■座席までの案内係
　プラットホームにいる案内係が、車両を教えてくれる。車両の入口からは、1車両に2人いる乗務員が席までご案内。その他、英語が堪能なパーサーも常乗している。

■荷物置き場
　車両の入り口付近にあるので、網棚スペースに収まらないスーツケースなどを預けよう。走行中はいつでも荷物の取り出しができる上、付近に乗務員が待機していて安心。

■バー
　各車両には小さなバーカウンターがあり、それぞれ異なったスナックや飲み物が用意されている。バーで1杯楽しむのもいいし、席まで運んでもらって家族や友達と楽しむのも○。

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（2007年4月号／2007年4月17日 火曜日 10:30 JST更新）