【ベトナムをもっと知る!54民族図鑑】
コームー族/ Người Khơ Mú
©Công ty Tem Việt Nam
コームー族の女性の伝統衣装は、ヘッドスカーフも黒を基調としている
コームー族は、ベトナム北西部のディエンビエン(Điện Biên)省やソンラー省(Sơn La)に最も古くから暮らす民族の1つ。別名サーカーウ(Xá Cẩu)やマンカーウ(Mãng Cẩu)など。現在はベトナム北中部ゲアン(Nghệ An)省に最も多く暮らしている。
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新米祭りにおける儀式
人口 |
9万0612人(全人口の約0.09%)
言語 |
オーストロアジア語族のモン・クメール(Môn-Khmer)語派に属するコームー語を用いる
住居 |
コームー族の村はかなり小さく、点在している。3部屋の高床式住居に複数の家族が一緒に住むことが多い。新しい家を建てるとき、家主は豚を屠殺して近隣の人々をもてなす
文化 |
動植物の名称を自分の苗字とする。動物ではトラやイタチなど、鳥はオオサイチョウなど、植物ならシダやニンニクなど
生活 |
移動農業が主体。米やトウモロコシを主食とするほか、豆や野菜なども栽培する。主な農具は植栽用に穴をあけるための堀棒(Gậy Chọc Lỗ)
信仰 |
天の霊、地の霊、蛟竜の霊、先祖の霊、家の霊の5つが最も重要で、人々に幸運をもたらすと信じている
祭り |
最も重要な祭りのひとつが、収穫の前後に行われる新米祭り(Tết Cơm Mới)。祖先だけでなく、鋤や鍬などの農具に感謝する儀式を行う
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