ベトナムふしぎ発見!
年末年始は日本と似ている?
ベトナムの大掃除・お年玉事情
カテゴリ:ベトナムふしぎ発見!
更新:2022/02/16 – 09:00
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大掃除は毎年の儀式
木製家具の掃除は悪夢
日本と同様、ベトナムも旧正月テト(Tet)前には大掃除をする。正月三が日中に掃除をしたり、家からゴミを外に出したりするのは絶対にタブーだからだ。破るとその年は家族に不幸が訪れ、金運が落ちるとされている。
旧暦12月23日の「台所の神様の日」から31日にかけて大掃除が行われる。引き出しの中から、天井の扇風機や照明・シャンデリア、ドアの装飾など、見える所から見えない所まで、全て細かく洗って拭いて掃除する。
特に田舎でよく見られる、複雑な彫刻が各所に施された木製のテーブルや椅子は大変だ。ほこりでいっぱいの隙き間をきれいにするのは、忍耐力をアピールする機会となる。
お年玉は1000万VND!?
親が預かるのは当たり前
お正月に「リーシー/Li Xi」と呼ばれるお年玉を、子どもたちへ渡す習慣もある。各家庭のルールは主に2つ。受け取る時に、その場で金額を確認してはいけないこと。もらったお年玉はすべて親に渡すこと、だ。金額は5万~100万VNDと幅広い。親戚一同からの総額が1000万VNDに上ることもある。
コロナ禍で2021年のテトから帰省できない、親族で集まれないため、お年玉もオンライン化が加速した。スマホを使って電子マネーで渡すことが増えたのだ。親のスマホに直接に送れて便利で安全だが、お年玉袋はなく、子どもたちはもらったかどうかも分からない(笑)。
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