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ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説5月号

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カテゴリ:ベトナムニュース解説
更新:2021/04/27 – 09:00

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カラオケ騒音問題、
年末までの解決を目指す

2021年、カラオケ騒音問題の徹底解決をはかるため、ホーチミン市人民委員会は2段階に分けて対策を打つ。まずは今後5月末までの期間、市民やカラオケ店などに対して騒音問題の広報や規則整備を進める。明白な迷惑行為であることから、集合住宅など狭い空間でのカラオケ禁止も視野に入れる。その後、第2段階として、年末まで関連法令に基づいてカラオケ騒音の取り締まりや処罰などを進める。(Vnexpress.net 3月9日)

解説

ベトナム人は大のカラオケ好き。カラオケ店や自宅だけでなく、1~2人用のカラオケボックスが設置されている商業施設も多く、家電販売店のお試しコーナーで熱唱する姿もよく見かけます。ホーチミン市資源環境局では、カラオケ騒音の主な発生元として、①カラオケ店、ダンスホール、バー、ビアホール、②カラオケ設備のある路上飲食店、大出力の移動式カラオケ、③カラオケ設備を持つ家庭、④冠婚葬祭などの際に設備をレンタルしてカラオケする家庭の4つを挙げています。
 
これが、通りすがりや遠くから聞こえてくる程度なら「今日も賑やかだな」と微笑ましくもなりますが、いざ生活者となるとどうでしょう。ベトナムで長期滞在する外国人には、ローカル感を楽しもうとあえて路地にある貸家などを住まいに選ぶ人もいますが、なかには、休日に隣でカラオケ大会が始まりせっかくの休みが台無し、でもこれも文化、と楽しんでいる人たちに怒りをぶつけることもできず静かなカフェに逃げ出し、頃合いを見計らって帰った経験がある人も多いのではないでしょうか。

有名テレビメーカーが生産中止
格安テレビに太刀打ちできず

最近、ホーチミン市の家電量販店では、東芝やパナソニック製のテレビを見かけることが少なくなった。家電販売各店によると、東芝製テレビはすでに市場には残っておらず、パナソニック製も限られるほど。
 
東芝は、ベトナムで長年にわたって続けてきたテレビ生産を中止し、インドネシアからの輸入に切り替えた。そのインドネシアからの輸入も間もなく終了する予定で、以降は取り扱わない。(Nguoi Lao Dong 3月7日,P.10)

解説

記事では、中国と韓国で生産網を構築した企業の市場席巻により、パナソニックがLCDパネル生産を世界的に中止することなどにも触れています。日本製家電の衰退報道は、日本のメディアでも近年目立っていたところですので、何もベトナムに限った話ではないのですが、かつては、こちらが日本人と知るとホンダ、ヤマハ、味の素…と、日本企業名で挨拶を返されるほどの信奉度だったのを思い出すと、やはり寂しいです。
 
定番のご挨拶が消えるなか、ベトナム人の日本製品支持もかなり落ちている気がする一方、日本企業には頑なに、“日本企業は親日国ベトナムで支持を得られる”と思い込んでいる例も多く感じます。
 
ベトナムでは韓国製品も人気ですし、昨今のデジタル機器に見られるように、安かろう悪かろうの代名詞だった中国製品を敬遠する人も減りました。内需拡大するベトナム市場を狙う日本企業は多いですが、“日本製品だから”という曖昧な自信は捨てて、ベトナム人に支持される商品展開を考える必要があると思います。

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