ベトナムスケッチ > ベトナムコラム > ベトナムニュース解説 > ...

ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説9月号

タグ:,
カテゴリ:ベトナムニュース解説
更新:2020/08/27 – 09:00

情報提供:「ベトナム最新情報」 TOHO CO., LTD. www.toho.com 日系進出企業向けのビジネスニュースを週4回配信。開始から13年、250社超の企業が定期購読。

貸店舗、借り手不足で
厳しい状況続く

新型コロナウイルス感染症が落ち着き、経済活動が再開されたにもかかわらず、ホーチミン市中心部ではかつてないほど、売却・賃貸と書かれた張り紙を見かける。
 
不動産取引サイト(Batdongsan.com.vn)によると、年初3ヶ月の物件問合わせ・関心度は前期比33%減、賃貸価格も11%下がった。1区、3区、7区、10区など中心エリアの物件も2~3%安くなっている。(Nguoi Lao Dong 6月16日, P.10)

解説

日本が、新型コロナが落ち着いている国を対象に、往来再開に向けた措置の運用を始めるといったうれしいニュースが伝わった2020年7月下旬、ダナンで市中感染が起き、ただちに同市で社会隔離措置がとられました。
 
これを受けホーチミン市も、7月1日以降にダナンから戻った人は全員、医療申告と新型コロナ検査をする方針としました。筆者も該当したため、地域の隔離施設で検査を受け、“ステイホーム”で原稿を書いています。思いがけず当事者になったわけですが、やはりベトナムは対策を打つのが非常に速く、徹底していると感じました。ホーチミン市に戻るなり妻の実家に連絡が入り、保健職員からはダナン滞在中とホーチミン市に戻ってからの行動を事細かにヒアリングされました。
 
ベトナムのような封じ込めの優等生でも感染症が断続的に広がるなら、経済が本格回復するには相当の時間がかかると考えられます。不動産の専門家は、現金欲しさに早急な売却を望む家主が多いため、不動産が今後さらに値下がりする可能性があるとみています。

コロナウイルスの影響で
動画配信サービスの利用が増加

オンデマンド・有料動画配信サービスは、コロナが以前ほど猛威を振るっていない今も、ベトナムで賑わいを見せている。マーケティング企業「カンターベトナム/Kantar Vietnam」が主要4都市で行った調査によると、2020年2月末から、ベトナムのテレビ視聴は増加している。特に社会隔離措置が行われた4月のベトナム人のテレビ視聴時間は1日約290分だった(昨年同月の最高値は1日約250分)。(Vnexpress.vn 6月16日)

解説
この調査によると、新型コロナ感染者がベトナムで初確認される前の、ベトナムにおけるインターネット利用時間は1日平均231分でしたが、感染者が出た後の2~3月は11%増の256分に増加し、1日当たりのネット配信動画の平均視聴時間は、コロナ前の58分から、2~3月は39%増の81分になったそうです。
 
もうかなり前から、ベトナムでもほとんどの人の暇な時間の使い方の筆頭がネット、スマートフォンになっていて、コロナによってその利用時間が顕著に伸びたようです。
 
ただ、記事によると、コロナ流行期間に使用が増えたソーシャルネットワークサービス(SNS)はフェイスブック、ユーチューブ、フェイスブックメッセンジャー、インスタグラム、ティックトックで、これらはコロナ前からベトナムでも人気のSNSですから、利用メディアにはそう変化がなかったといえるかもしれません。
 
なお、市場リサーチ会社「Q&Me」によると、2020年初めの時点でのベトナムで最も人気のある動画配信サービストップはFPTプレイで、これにネットフリックスが続くとのことです。

掲示板ご利用の前にベトナムスケッチ掲示板ガイドラインをご参照ください。投稿にはFacebookアカウントが必要です。アカウントはFacebook公式サイトにて無料で取得できます。※編集部への質問や問い合わせに関してはコチラからどうぞ。

関連ベトナム記事

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説5月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説5月号

カラオケ騒音問題、 年末までの解決を目指す 2021年、カラオケ騒音問題の徹底解決をはかるため、ホーチミン市人民委員会は…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説4月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説4月号

不用品をコメと交換、 ホーチミン市の取り組み ホーチミン市の複数の地域で、ゴミをお金やコメなどと交換する取り組みが進めら…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説3月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説3月号

年末に増加する、 偽ブランドショップ ホーチミン市では偽ブランド品を扱う店舗を多数摘発してきたが、年末が近づくにつれ、こ…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説2月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説2月号

ベトナム米ST25、おいしさ世界2位 ベトナム食糧協会(VFA)は、ベトナム米「ST25」がザ・ライストレーダー(The…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説1月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説1月号

菅首相、最初の外遊先に ベトナムを公式訪問 菅義偉首相は2020年10月18日、ハノイを訪れ、9月の首相就任後初となる外…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説12月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説12月号

「卵かけご飯」も大丈夫 高級卵が続々登場 DHAやビタミンEを豊富に含み、生でもおいしいという卵がこのところ話題だ。1個…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説11月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説11月号

週末は市内の高級ホテルで。 驚きの宿泊料金 ホーチミン市内の高級ホテルが、割安で利用できるようになっており、この機会にラ…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説10月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説10月号

ホーチミン市に「マスクATM」登場、「コメATM」発案者が運営 ホーチミン市タンフー(Tan Phu)区に「マスクATM…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説8月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説8月号

航空各社、 国内線を平常運航へ 航空各社によると、社会隔離措置が終わり、観光需要を刺激するためにプロモーションを行ったこ…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説7月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説7月号

訪日ベトナム人に“生”の情報発信 「KOKOROプロジェクト」 在ベトナム日本国大使館は「ベトナム人の留学・就労・在留を…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説6月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説6月号

KFCベトナム、 ドラゴンフルーツバーガーを発売 武漢肺炎の影響を受ける農産物を救うべく、ファストフードKFCベトナムが…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説5月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説5月号

酒を販売する飲食店に 警告文を義務付け 政府が公告したアルコール被害防止法の細則政令によると、アルコール15度未満の酒、…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説4月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説4月号

ベトナム人が自動車を選ぶ基準 どんな自動車を好むのか 税関総局によると、2019年11ヶ月の自動車輸入台数は前年同期比9…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説2月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説2月号

改正労働法が成立 定年引上げ、年間残業は変更無し 国会は11月20日、改正労働法案を賛成多数で可決した。9月2日建国記念…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説1月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説1月号

ベトナム人の英語力、 100ヶ国中52位 スイスの教育機関「エデュケーションファースト/Education First」…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説12月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説12月号

外国人が「最も暮らしやすい国」、 ベトナムは世界で2位 「インターネーションズ/InterNations」 社は、201…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説11月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説11月号

11月、カントー市で 日越経済・文化交流フェス ベトナム商工会議所(VCCI)とカントー市は東京で2019年8月9日、同…

ベトナムの今がよくわかる /ベトナムニュース解説10月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説10月号

2016~2018年の情報を知る 「企業白書」を初発行 「ベトナム企業白書2019」発表式で、副首相は最新の正確なデータ…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説9月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説9月号

2020年の最低賃金、 5.5%引き上げ 国家賃金審議会は2019年7月11日、月額最低賃金を現行より5.5%(15万~…

ベトナムの今がよくわかる ベトナムニュース解説8月号 ベトナムの今がよくわかる ベトナムニュース解説8月号

アフリカ豚コレラ、 被害が180億円に ベトナムではこれまでに55地方でアフリカ豚コレラ(ASF)が発生し、豚220万頭…