越祭モノガタリ
(7)ディン・ティエン・ホアンは 幼少期から英雄だった
カテゴリ:越祭モノガタリ
更新:2019/10/01 – 10:00
編集部では、皆様からの情報をお待ちしています。情報掲載をご希望の方は、コチラまでご連絡を!
ホアルー祭り
Le Hoi Hoa Lu
昔々「ディン・ボー・リン(Dinh Bo Linh)」という少年が、大臣であった父親を亡くし、母親と一緒にとある村に移り住んだ。彼がその村に住む前に、“子分”から食べ物を取ったり、自分の仕事を他人にやらせたり、子どもたちをいじめる少年がいた。リンは弱い者をいじめることに反抗し、その少年と勝負し、勝利を勝ち取った。それから、ガキ大将として憧れられたが、命令するのではなく、皆で楽しく暮らせるように子どもたちを指導した。ある日、リンたちが水牛を追う草場に、隣村から数人の子どもたちが攻めて来た。リンは賢く戦略を立て、他の子どもたちに役割を与え、隣村との戦いに勝った。文武両道で人の心を掴む才能を持ったリンは、成人後12人の族長が競い合った時代を終え、ベトナムを統一したディン・ティエン・ホアンだったのだ。
場所:古都ホアルー/Khu Di Tich Lich Su Van Hoa Co Do Hoa Lu
住所:Truong Yen Commune, Hoa Lu Dist., Ninh Binh Province
旧暦3月6~8日(変動あり)
ベトナム国の無形文化財の1つで、デルタ地帯を統一し、ベトナム初の独立王朝を興したディン・ティエン・ホアン(Dinh Tien Hoang)を祭る意味を持ち、儀式で清めた水を村まで運ぶなど昔ながらの行事はもちろん、写真展覧会やニンビン(Ninh Binh)省の旅行PRイベントも行われる。
Post Advert 570×75 Rotation
掲示板ご利用の前にベトナムスケッチ掲示板ガイドラインをご参照ください。投稿にはFacebookアカウントが必要です。アカウントはFacebook公式サイトにて無料で取得できます。※編集部への質問や問い合わせに関してはコチラからどうぞ。