こどもの学び舎／㊾日本人ボランティアが FFSCの活動をサポート！

恵まれない子ども達をサポートするストリートチルドレン友の会では、日本人ボランティアが活躍中。来越当初からボランティアに興味があったという在住歴５年のＹさんはベトナム語を勉強した後、「自分にもできることがあるかもしれない」と連絡。約１年前から、センターの子どもたちが里親に書いた手紙の日本語翻訳を手伝っている。子どもたちは里親の学費援助を受けてセンターの無料授業施設や公立学校に通っており、手紙の内容は夏休みの思い出や里親に感謝を伝えるものなど様々。ベトナムの文化や生活を知らないと理解できないことが多く、辞書を使う以外にもベトナム人の友人に質問するなどして毎回約10～20通の翻訳をしているそう。そのほか、里親へ子どもたちの家庭状況を伝えるレポートの翻訳も担当。公立学校へ通えない背景などを記したもので、宝くじ、バイクタクシーの運転手、警備員などの仕事をしている親をもつ子どもが多いのだとか。「手紙やレポートの翻訳を通して子どもたちの生活を知り、これまで気にかけることがなかった人たちのことが身近に感じられるようになりました。これからもベトナム語を勉強して、少しでも役に立てると嬉しいです」とＹさん。ストリートチルドレン友の会では、ベトナム語から日本語への翻訳ボランティアを随時募集している。協力できる人はEメールで連絡を。