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ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説 4月号

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カテゴリ:ベトナムニュース解説
更新:2015/04/21 – 10:00

情報提供:「ベトナム最新情報」 TOHO CO., LTD. www.toho.com 日系進出企業向けのビジネスニュースを週4回配信。開始から13年、250社超の企業が定期購読。

日本に留学する外国人、ベトナム2位・前年比倍増

日本学生支援機構(JASSO)の「外国人留学生在籍状況調査」によると2014年5月現在、日本に留学する外国人は前年同期比で9.5%増加し、18万4155人。ベトナム人は91.6%増加するなど1年で倍近く増え2万6439人。中国人は9万4399人、韓国人は1万5777人、ベトナムは韓国を抜き留学生数2位。
(『VietnamPlus』2015年3月1日)

解説
1年日本に私費留学しました――採用活動をしていると、日本への私費留学経験者がこの数年で急増したことに気づかされます。

国際交流基金の「2012年度日本語教育機関調査」によると、ベトナムの日本語学習者数は世界8位の4万6762人。2003年度が1万8000人強ですから、2.6倍となっています。

ベトナムでの日本語教育は、大学や社会人向け教育、従業員に対する企業内教育等が中心ですが、日本との政治・経済・文化各方面での関係拡大に伴い、学習者は増えています。

学ぶきっかけは、マンガ等の文化、家族のすすめ、日本での実習に備えた予備教育など様々ですが、学習者の半数超が学校教育以外で学ぶなど、日系企業への就職が目的の人が多いようで、夜間に日本語を学ぶ社会人も珍しくありません。

日本企業の進出で日本語人材の需要が高まっていることなどから、地方大学や一部の中学・高校でも日本語が教えられているほか、日本の日本語学校も、政情の緊迫から中国・韓国人留学生が減少したことで、ベトナム人の積極的な受け入れに動いています。

3割がソーシャルアカウント所有、フェイスブックが最多

英ソーシャルメディアエージェンシー「ウィーアーソーシャル/We Are Social」の世界30ヶ国のソーシャルメディア利用統計によると、2015年1月1日(木)現在、ベトナム9070万の人口のうち、3980万人(44%)がインターネットを利用、2800万人(31%)がソーシャルメディアのアカウントを所有している。

ソーシャルメディアやそのメッセージ機能は、ベトナムではフェイスブック(Facebook)が最も人気で利用率21%、ほか▽フェイスブックメッセンジャー(Facebook Messenger):14%、▽グーグルプラス(Google Plus):13%、▽スカイプ(Skype):12%、▽バイバー(Viber):9%、▽ツイッター(Twitter):8%など。
(『ICTnews』2015年1月23日/『Thoi Bao Kinh Te Viet Nam』2015年2月3日、p.14)

解説
ベトナム人はソーシャルネットワーク(SNS)を、食べたり買ったり、どこかへ行ったりと、私生活を自慢する場として利用する傾向が強いようです。「自撮り写真」をアップする人も若者を中心に多く、これをきっかけに「ホットガール」、「ホットボーイ」と呼ばれ、ネット上で人気になる一般人も少なくありません。

フェイスブックを中心とするSNSを活用した個人のオンライン販売も盛んで、外国から手荷物で持ち込んだ品物やハンドメイド品などが多数売られています。「ホットガール」の影響力の大きさから「ステマ」を依頼する企業も多いそうです。

また数年前までフェイスブックなど一部SNSは接続が規制されていましたが、現在はそういった問題はほとんどなく、こういった規制緩和も利用増の一因と言えるかもしれません。

飲料業界、生産性は製造業で最も高く

ビール・酒・清涼飲料協会(VBA)の報告によると、2014年の生産量は、▽ビール:31億4000万ℓ(前年比8.1%増)、▽酒:6700万ℓ(97%相当)、▽清涼飲料:40億5000万ℓ(2.7%増)。2010年を基準価格とした同業界の生産性は1人あたり年6億VND(約342万8570円)で、製造業で最も高いグループに入る。
(『Thoi Bao Kinh Te Viet Nam』 2015年1月27日、p.09)

解説
ベトナムは、東南アジアトップ、アジアでも中国、日本に次ぐ3位のビール消費大国で、全国には大小400余りのビール工場があると言われています。

この市場でトップを行くのが、「サイゴンビール」や「333」を製造するサベコ(Sabeco)。これに「ハノイビール」のハベコ(Habeco)、「ハイネケン」や「タイガー」のベトナムブリュワリー(VBL)が続き、この御三家で市場シェアの80%を占めます。

シェアはすでに固まっているようにも感じますが、市場は今後も好調に伸びると予想され、消費層拡大やトレンドの変化を視野に、輸入を含め外国銘柄も多数参入しています。その1つ「サッポロ」は、進出3年ほどで驚異的な認知度向上に成功した企業と言えます。「バドワイザー」のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(AB InBev)も工場建設中であるほか、ベトナム地場企業の買収話も多くあり、シェアトップのサベコは多数の外国企業から株式取得を打診されているようです。

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