2013.12.17

年末年始、旧正月に向けて/在ホーチミン日本国総領事館からの注意喚起

年末年始、旧正月テト(Tet)の時期を迎え、スリ被害が増えている。とくに、邦人男性を狙ったスリ被害が、夜間、市内中心部において連続発生。在住者向けに、在ホーチミン日本国総領事館から下記の注意喚起が発せられている。ぜひ一読を。 (以下、在ホーチミン日本国総領事館ホームページより転載) 1 手口等 夜間、男性邦人旅行者が、バックパック旅行者が多いファムグーラオ(Pham Ngu Lao)通り、デタム(De Tham)通り、ブイビエン(Bui Vien)通りなどのいわゆるバックパッカー街周辺を散策しているところ、または男性在留邦人がレタントン(Le Thanh Ton)通りなどの外国人向け飲食店が多い通りを徒歩移動中に、2人組の女性(女装した男性の可能性が高い)から、「マッサー ジ、マッサージ」などと声を掛けられ、体を触られる等して注意をそらされている隙にズボンのポケット内の財布やスマートフォンを盗まれ、気づいた時には近くで待機している仲間のバイクで逃走されてしまうという手口であり、特に12月に入り、邦人男性が被害者となる事件が連続発生しています。 当館に報告されている被害の中には、邦人男性が断り続けても、しつこくつきまとうだけでなく、取り囲むように行く手を遮ったり、突然抱きついてきたり、強い力で腕や下腹部をつかむ等の悪質な手口も散見されています。 2  対策 ○ 夜間は、近距離であっても極力タクシーなど自動車で移動する。 ※タクシーを拾う際、または乗降時に被害に遭うケースもあり、自身で路上に出て拾う行為は極力避け、店員や警備員などに呼んでもらい、乗降の際も警戒を怠らない。 ○必要最小限の現金のみを持ち歩き、旅券、クレジットカードなど貴重品は安全な場所に保管しておく。 ○どんな理由であれ、見知らぬ者が話しかけて(接触して)きた場合、警戒心を持つとともに他の仲間の動きにも注視する。 ○拒否してもしつこくつきまってくる場合は、走るなどしてその場からすぐに離れる。更に追ってくる様であれば近くの店舗等に入り一時的に避難する。 ○強い力で腕を掴まれたり、抱きつかれたりして身動きがとれないような状況に陥った場合は、大声で周囲に助けを求める。 男性邦人を狙ったスリ被害の連続発生について(注意喚起)
在ホーチミン日本国総領事館 リンク:www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/2013/dec/20131216_suri_higai_chui.html