お茶文化が生んだイマドキの飲み物
ぼくたち、チャーチャインなう!!
カテゴリ:イマドキのベトナム新人類
更新:2012/03/19 – 06:00
編集部では、皆様からの情報をお待ちしています。情報掲載をご希望の方は、コチラまでご連絡を!
甘いジャスミンティーにたっぷりライムを搾った「チャーチャイン/Tra Chanh」。今ハノイでは、20代の若者たちに絶大な人気を誇っています。ハノイっ子たちのハートをとらえた、この新しいドリンクの魅力に迫ります。【撮影/西澤智子】
1.お茶文化との「イカした」融合
お茶は北部の人々にとって、ホーチミン市の「コーヒー/Ca Phe」のような、日常的な飲み物。普段から飲むお茶に、砂糖の甘さとライムの爽やかな酸味をプラスすることで、若者にぴったりのフレーバーに!
「時代とともに、お茶も変わるね。私の世代が飲む渋いお茶と違って、ジュースみたいなの? 1度は飲んでみたいものだよ。」チャン・ティ・ミー(Tran Thi My)さん/75歳主婦
2.財布にやさしい「イカした」プライス
どの店でも1万VND(約40円)前後で飲めるチャーチャイン。サイドメニューのおやつなどと合わせてもカフェよりずっと安く、学生でも毎日通える低価格が魅力。ちょっとした暇つぶしにも利用できる。
「今ドキの若者にぴったりだね。僕らの世代は、多少高くてもカフェでゆっくりコーヒーを味わいたいかな(笑)。」ブイ・レ・フイ(Bui Le Huy)さん/37歳会社員
3.路上の「イカした」開放感
仲間がいれば何だって楽しいお年頃。多少のホコリっぽさはあるものの、路上の小さなイスに座ってわいわい楽しむ「一体感」が大好き! という意見が多数あり。
「チャーチャインは路上で飲むところが魅力。友達や彼と過ごすのにうってつけの場所よ! 1日に2度訪れることもあるの。」ファム・ラン・フオン(Pham Lan Huong)さん/20歳学生
若者らしい要素をプラスして「お茶=イケてない飲み物」の概念を一新。すでに浸透しているお茶文化の上に成り立っていることが流行の要因かも。昔と違って恋人や友達と自由に遊び回れる今、安い値段で時間を過ごせる「イカした」飲み物として若者に定着した。
Post Advert 570×75 Rotation
掲示板ご利用の前にベトナムスケッチ掲示板ガイドラインをご参照ください。投稿にはFacebookアカウントが必要です。アカウントはFacebook公式サイトにて無料で取得できます。※編集部への質問や問い合わせに関してはコチラからどうぞ。