2012.02.16

No. 002 日常のドキュメンタリー/FRANÇOIS CARLET-SOULAGES

No. 002 日常のドキュメンタリー/FRANÇOIS CARLET-SOULAGES
ベトナム北東部ハザン(Ha Giang)省のメオヴァック(Meo Vac)市場にて。カエルの肉は重要な食材

ベトナム北部のハザン省をこれまで幾度となく訪れた。普段は都市化をテーマに撮影している私にとって、山岳部は魅力的で安らぎを与えてくれる。

番犬のいる食堂でカエル料理の下ごしらえをする男性。食材をより新鮮に味わうため、カエルは生きたまま皮を剥がれる。とどめを刺すまで生きているそうだ。日常生活の静かな残酷さが、この風景にある。

No. 002 日常のドキュメンタリー/FRANÇOIS CARLET-SOULAGES
メオヴァック市場で目にする、買う人、疲れた人、待つ人。商品は遠方から時間をかけて運ばれてくる。待ちに待った品を前に値段交渉に励む人がいれば、長旅に疲れてぐったりしている人がいる。背後には、一日の終わりを待つ老人と子どもたち。あちこちに並置が潜む。私はそんな日常を撮りつつドキュメンタリーを取材する。

写真・文/FRANÇOIS CARLET-SOULAGES
フランス人カメラマン。独学で写真を学び、編集プロダクション「BC éditions」、広告代理店Textuel」、雑誌などで、フォトエディター、レポーターを務めた。2002年に来越し、ハノイにスタジオを開設。現代建築、都市開発、インテリアデザイン分野で活躍するほか、消費者主義や障がい者など社会テーマの撮影も手がける。
www.noipictures.com

No. 002 日常のドキュメンタリー
FRANÇOIS CARLET-SOULAGES
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