2012.01.07

第7回/買った途端に下がることもある。

ベトナム株奮闘記2008年8月、私はついにベトナム株を買いました。最初に買った株は「鉄は産業の米」の鉄鋼株です。ベトナムの経済発展が続けば、この株で私もお金持ちになるはずです。 しかし、そのときのベトナムの経済状況はよくありませんでした。インフレを抑制するために政策金利が14%と引き上げられていたのです。つまり、現在と同じような状況だったわけです。それだけではありません。翌月にはあのリーマンショックが起きたのです。世界的な金融危機が本格化しました。国内状況がよくなかったベトナム株も、当然、影響を受けたわけです。株を買ってから数週間後には、ベトナム株全体が下げ始めました。 結局、2009年の2月まで半年近く下げ続けました。VN指数は300ポイントを割り込み、235ポイント台まで落ち込んだのです。私の買った株も半値以下です。 早い段階で売って現金にしておけばよかったんです。そうすれば相場が回復したときに安く買えたはず。失敗したと思ったらすぐに売ること。これを相場用語で「損切り」と言います。それが出来れば、株で大損することもありません。 このときはベトナム株がどのように動くかよくわかっていませんでした。最初の取引は大失敗でした。

今月の一喜一憂

先月、銀行利子のことを書きましたが、実は証券会社でも利子はもらえるんです。先日、配当をもらいに行ったとき、これまでの取引リストをもらいました。そしたら、毎月「Interest」(利子)という名目でお金が入っていたのです。驚きました。これまで3年分で1000US$近くもありました。私が利用している証券会社では、現在、取引額に応じて毎月0.4%ほどもらえるそうです。最近は株を買っていないので、口座にある現金が利子を生んでいるのだと思います。みなさんのところはどうですか?

脇田 敦 わきたあつし ラジオNIKKEI株番組の元ディレクター。2008年ハノイへ移住。ライター業のかたわら、ベトナム株を取引。著書に『日本サッカー狂会』(国書刊行会)など。 http://d.hatena.ne.jp/wakita-A