クイニョンに根付いて40年 クラゲ麺は定番の朝ごはん
ブンカートゥー[ベトナム料理]
「クイニョン(Quy Nhon)の朝ごはんと言えば?」聞けば、多くの地元民が「トゥー(Thu)おばさんのクラゲ入りブンだね」と答える。早速足を運んでありついたのが、クラゲ入り米麺「ブンカースア/Bun Ca Sua」(2万1000VND/約80円)だ。
あっさり&ピリ辛のスープに、弾力ある少し太めの米麺ブン。港町らしく、香りの良い自家製サワラのさつま揚げと、コリっとした食感の生クラゲがトッピングされている。これに砕いたピーナッツを散らすと、食感が混ざり合い、なんとも絶妙の舌触りを楽しめる。
この店で40年間、ブン料理を売り続けているトゥーさんは、フエ(Hue)出身。フエ名物の肉入りピリ辛米麺「ブンボーフエ/Bun Bo Hue」と、この町の特産であるクラゲがひとつになって、今や名物にまで昇華した料理なのだ。そんな「クラゲ麺」をぜひ。
朝のみの営業で、スープがなくなり次第、閉店。クラゲなしの「さつま揚げ入り米麺/Bun Ca Thu」(1万8000VND/約70円)も人気
歩道にテーブルを出しても間に合わないくらい、次から次へとお客が入ってくる盛況ぶり。この日も9:30には売り切れ寸前に
店名:Bun Ca Thu
住所:159 Nguyen Hue St., Quy Nhon
電話:090 652 4799
営業時間:6:00~10:00(L.O. 9:30)
撮影・文/隅野史郎
Post Advert 570×75 Rotation
掲示板ご利用の前にベトナムスケッチ掲示板ガイドラインをご参照ください。投稿にはFacebookアカウントが必要です。アカウントはFacebook公式サイトにて無料で取得できます。※編集部への質問や問い合わせに関してはコチラからどうぞ。