ブラジリアン柔術 バカ一代/第7回

格闘技は経験者&若者 &アスリートしか駄目?

下の相手を抑え込みながら、肩と首をきゅーっと締める技。見た目より苦しく、極まるとあっという間にオチます。
皆さん、こんにちは! 「オーバーリミットBJJサイゴン」ヘッドコーチ小谷尚孝です。 コロナ禍の終焉近い2022年の初夏、いかがお過ごしでしょうか? おかげさまで、こちらのコラムを読んだり、フェイスブックで私の教室ページに辿り着いたりした皆様からの、お問い合わせや体験・入会の申し込みが増えてきておりまして、ホーチミン市の日本人社会の一員としても、ブラジリアン柔術(BJJ)をライフワークと心定めた者のハシクレとしても、本当にありがたいです。 ところで、皆さんからのご質問でよくあるもののひとつとして、「まったく格闘スポーツの経験がないのですが、危なくないですか? 実戦形式のスパーリングは怖いので、やりたくないのですが…」的なメッセージを頂きます。結論から言うと、オールOK! 「危ないor危なくない」で言うと、どんな種類の運動でも、絶対に怪我をしない保証は誰にもできません。最初は誰でもキツイし、思うように体が動かないのはあたりまえ。しかし、最初から先生や先輩にガチンコ勝負を挑んでボコボコにされる必要などなく、素直に謙虚に、無理なく練習を続けることが大事なのです! 子どもの頃にやったようなプロレスごっこの延長を、安全にゆっくりと楽しんでいけばいいのだと、元オタクデブ未経験者だった私は思います。 そんなこんなで勝手に基本が身について強くなっているのがBJJならではの、いいところ。是非是非、お試しください!
小谷尚孝 こたに ひさのり ブラジリアン柔術道場「オーバーリミットBJJ/OverLimit BJJ 」ベトナム支部長。三重県出身。ベトナム在住は26年突破。学生時代は一切、運動経験がないまま、ダイエットで始めた格闘技がライフワークに。クラス指導の傍ら、現役選手としても活躍中。 FB: @OVERLIMITBJJSAIGON