【ホーチミン市・シェフのとっておきグルメ】愛情こめて作られたフランス料理を弁当箱で盛りつける遊び心「ベントービストロサイゴン / Bento Bistro Saigon」

【ホーチミン市・シェフのとっておきグルメ】
愛情こめて作られたフランス料理を
弁当箱で盛りつける遊び心
「ベントービストロサイゴン / Bento Bistro Saigon」

タグ：2022年04月号, ホーチミン市・シェフのとっておきグルメ
カテゴリ：ベトナム南部, ホーチミン市, レストラン, 西洋・各国料理
更新：2022/04/07 – 09:00
ホーチミン市・クチ・ブンタウ・ファンティエット・ダラット・ミトー・カントー・チャウドゥック・フーコックベトナム最大の商業都市（旧称サイゴン／Sai Gon）。高層ビルが林立する近代的な街で、洒落た店やスパ、カフェ、レストランが集まり、観光客の姿も多い。

コルドンブルー
Cordon Bleu

17万VND。外はさっくり、中は柔らかで、ポルチーニのキノコのソース付き。自家製の生パスタはチーズ入りで、ほどよい歯ごたえがある。デザートと漬物は日替わり

「鴨の胸肉／Magret de Canard」20万VND。家鴨をじっくりと煮込み、フライパンで焼き目をつける

「マグロのミキュイ／Tuna Mi-Cuit」20万VND。南仏プロバンス地方のハーブを使用

越、仏、日の良さを集めた
「ベントー」の食体験

シェフのローラン・ドゥ（Laurent Du）さんは、フランス生まれのベトナム人。2019年に渡越し、ホーチミン市のフランス料理店ル・コルト（Le Corto）とママセンス（Mama Sens）で2年間修行した

料理が大好きなシェフのローラン（Laurent）さんは、フランスで暮らしていた頃に独学で料理を学んだ。何度か日本へ旅行に行ったことから日本食のファンになり、ホーチミン市に移り住んでからは「自分の店を持ちたい」気持ちは日々強くなるばかり。自身のルーツであるベトナム、生まれ育ったフランス、大好きな日本の特徴を組み合わせたのが「ベントービストロ」だ。

5仕切りの弁当箱に盛り付けられたフレンチベースの料理は、メイン、サイド、野菜、デザートなどが美しく並ぶ。チーズはフランスから、牛肉とクリームはオーストラリアから仕入れ、家鴨、野菜などはベトナム産を使用。料理に欠かせない各種ソースは、すべて毎日手作りしている。

最も人気の「コルドンブルー」は、豚のカツレツにたっぷりのポルチーニソースを添えた一品。衣はさっくり揚がり、中の肉はしっとりと柔らかい。付け合わせは日替わりで、この日はバターを惜しみなくつかったマッシュポテトと、濃厚チーズのパスタ。デザートにチョコレートケーキもついている。

2021年3月の開店当初はデリバリーで始まり、今は店内でも料理が楽しめるようになった。外国人が多く滞在するエリアにあり、日本人、ベトナム人のほか、欧米人の常連たちが足繁く通う。

Promotion / プロモーション

「スケッチを見てベントービストロを知った」と伝えると、ワイン1杯を無料サービス。2022年4/1（金）～4/30（土）まで

Bento Bistro Saigon
住所：108 Pham Viet Chanh St., Ward 19, Binh Thanh Dist.
電話：032 511 0024
営業時間：11:00〜22:00
(L.O)21:30
休み：なし
Facebook:@bentobistrosaigon
Instagram:@bentobistrosaigonl