ベトナムふしぎ発見!
ベトナムの通り名と番地
実はそこにルールがあった!
カテゴリ:ベトナムふしぎ発見!
更新:2022/03/16 – 09:00
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ランダム配置ではなく
道り名を通じて歴史を教育
ベトナムの道路は、歴史上で功績のある人物の名前を冠している場合が多い。どの道に誰の名前をつけるのかは、歴史を伝えるためのルールに基づいて決められている。
ハノイは1945年以降、サイゴンは1975年以降、多くの道路が改名され、以降も定期的に変更されている。具体的な改名ルールとして、まず道路をグループ分けし、それらを王朝、戦争、産業ごとに分ける。人物の国に対する功績の大きさは、道路の幅や長さでわかる。さらに、時代によって中心から郊外に向けて放射状に並び、歴史上の人物が夫婦である場合は隣接する2つの通りに配置される。ロマンチックな風景の湖の近くには、作家や詩人の名前が多い。
番地の基本ルールは4つ
「/」7つの住所も!
番地決めのルールは、都市計画によるが、4つの基本を覚えておけば、その住所を探すのが簡単になる。
①1つの通りにおいて、中心部側が1番地で、郊外に向かって順に増える。②一方通行の場合、右側が偶数、左側が奇数。③常に川側が起点。例えば、ホーチミン市グエンフエ通りは、バックダン埠頭に最も近い住所が1番地、ベンタイン市場に向かって数が増える。④郊外の場合、番地は東→西。裏路地は、番地を「/」で表示し、「/」の数で裏路地の数がわかる。ちなみに「/」が最も多い住所は「/」が7回!
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