ベトナムふしぎ発見!/ベトナムでは昼寝が当たり前!?/決して、ただの怠惰ではない!

ベトナム人はなぜ昼寝をするのか? 昼寝に隠された驚くべき効果!

昼寝はベトナムにおいて一般的な習慣で、幼い頃から続けていることの1つだ。習慣付いた理由は複数ある。   1つ目は、ベトナムの地理・文化的背景が考えられる。南部は通年で暑く、夏季の日差しが非常に強いため、暑さがピークになる昼過ぎは直射日光が痛いくらい。そのため、この時間に活動することは非効率的だと考えた。   2つ目は、昔からの習慣として、特に田舎の女性は大家族の朝食の準備など家事が忙しいため、早朝に起きて活動を始める。朝が早い分、昼寝で睡眠時間を補うのだ。   また、10~20分の短時間の睡眠は、睡眠不足の解消や病気の予防、現代人に多いカフェインの取り過ぎを防ぐなど、健康面でも効果が期待されている。 

オフィスの昼寝で生産性アップ! 「シエスタ制度」のメリット

シエスタ(Siesta)とは、スペインをはじめとするラテン諸国に根付く習慣で、昼の休憩時間を長く取り、昼寝もOKとすることを意味する言葉。「9時に出勤、13時から3時間の休憩を取り、20時に退社」という一般的なシエスタ制度は近年、ナイキ(Nike)やグーグル(Google)などの世界的な有名企業でも導入され始めている。昼寝をして集中力や体力、生産性を高めることで、従業員の仕事に対する満足度を向上させることができるのも、シエスタ制度を導入する利点だ。
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