いまさらですが、主役に注目
ベトナム米・徹底解剖!
カテゴリ:今月の特集
更新:2020/09/01 – 10:00
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小売店からコンビニエンスストア、大型スーパーまで、至る所で見かけるブランド米。米の見た目は同じでも、ブランドが違えば何かか異なっているはずだ。ベトナム北部と南部それぞれでよく見かけるブランド米を試食してみた。
HANOI
ヴィンコマース|Vincommerce
産地
ナムディン(Nam Dinh)省
品種 タム/ Gạo Tấm
参考価格 5kg 15万VND
タム米は長粒米だが、他種のものよりは少し短めで小さい。炊飯器で炊く場合、他種は30~40分を要するが、これは30分以内と少し早めに炊き上がる。香りは強くないが、1日置いても炊き立ての香りが残り、食感や味もほとんど変わらない。
香りが強くない分、日本米が手に入らない時の代用品になると思います
(日本人スタッフA)
ベトナム人が好む柔らかさでした。程よい甘味があって、
何杯でもおかわりできそう!(ベトナム人スタッフH)
バオミン|Bao Minh
産地
ナムディン(Nam Dinh)省
品種 ネップカイホアヴァン/Gạo Nếp Cái Hoa Vàng
参考価格 2kg 8万VND
北部ナムディンの特産米。5~10月に育ち、稲の花粉が黄色いことから「黄色い花/Hoa Vang」とも呼ばれる。もち米の1種で、米粒は他種と比べて丸くて小さく、柔らかい。見た目は少し黄色味を帯びているのが特徴。おこわや酒の材料にもよく使われる。
日本のもち米ほど弾力はなく、さらっと食べやすいもっちり感です
(日本人スタッフH)
香りは程よく、甘味がありました。いろいろなおかずに合いそうです
(ベトナム人スタッフD)
タンロン|Thang Long
産地
ラオカイ(Lao Cai)省
品種 センクー/ Séng Cù
参考価格 5kg 20万VND
中国と接する北部ラオカイ産の米。センクーは、ベトナム北西部の少数民族にとっては馴染み深く、「北西部の宝物/Hat Ngoc Tay Bac」とも呼ばれる。涼しい高原地帯の天然水で育ち、香りは強いが優しい甘味を感じられる。他種より少々硬めに炊き上がる。
花のような香りがします。チャーハンなど焼き飯などに使った方がいいかも
(日本人スタッフH)
少し硬いけど、香りの強さは気にならない程度でした。
味も甘さも一般的でした(ベトナム人スタッフP)
HCMC
コープファイネスト|Coop Finest
産地
ソックチャン(Soc Trang)省
品種 ST24
参考価格 2kg 5万5000VND
ベトナムでは一般的に、米が実るのに6ヶ月程かかるものが多いが、ST24は約3ヶ月と早く実るのが特徴。長粒米で、透明度はジャスミン100米よりやや低い。飲食店などで小ぶりの土鍋ごはん「コムニウ/Com Nieu」として供される米として知られている。
硬めなので、水は多めで炊いた方が良さそうです。
甘味と香りのバランスはよいです(日本人スタッフK)
甘味と香りが強く感じました。ちょっと硬いので炊き加減の
調整が難しいです(ベトナム人スタッフT)
サイゴンコープ|Saigon Co.op
産地
ヴィンロン(Vinh Long)省
品種 ジャスミン100/Jasmine100
参考価格 2kg 5万8000万VND
メコンデルタ地域の中心地に位置するヴィンロン省で採れる。ジャスミン100もST24と同様に約3ヶ月で実る。食品添加物不使用などの規定を含むベトナム農業生産工程管理(VietGAP)に沿って栽培される。長粒米で、透明度が高い。香りが弱く、柔らかく炊き上がる。
香りが控えめで、少しべたつきます。
3つの中では1番特徴が少ない気がします(日本人スタッフK)
かなり柔らかくて、もっちりしています。水は少なめで炊いた方が
よかったかも(ベトナム人スタッフT)
ミンタム|Minh Tam
産地
ロンアン(Long An)省
品種 ターイグエン/ Tài Nguyên
参考価格 5kg12万3000VND
メコンデルタ地域のロンアン省は米の生産地として有名。大体1年に1度収穫できるターイグエンは短粒米で透明度が低い。柔らかくて甘味が強いのが特徴で、チャーハンなどの炒め物に使用されることが多い。香り、甘味ともに強くも弱くもなく、食感も日本の米に近い。
よく噛むと少し粘り気が出てきて、日本人が食べ慣れている
米に近い味わいです(日本人スタッフY)
甘味が強くて、硬さも香りもほど良いので食べやすいと感じました
(ベトナム人スタッフT)
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