健康状態は「色」で整える
症状に合わせて取り入れよう
カテゴリ:ベトナムでのカラー対策
更新:2020/04/14 – 09:30
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新型ウイルスやインフルエンザの流行、大気汚染などの影響で、健康管理がより一層重要とされる今日この頃です。そこで今回は、無関係とも思える健康と色との関係についてご紹介します。
普段身に着ける洋服や下着、小物、また目に映るインテリアの色によって、体調に変化が起こることはご存知ですか? 色には不思議な力があるのです。
例えば、赤は交感神経を刺激し、血圧を上昇させる効果もあるため、低血圧の治療に利用されています。貧血症の人の赤血球の増殖にも効果的です。
緑は森林や深緑をイメージさせるので、疲れた目に安息を与えたり、頭痛を和らげたり、さらには胃もたれを抑える力もあります。また、ホルモンのコントロールタワーである大脳の下垂体に働きかけ、筋肉や皮膚などを丈夫に生き生きとさせます。副甲状腺の分泌を促進し、病原菌や毒素を排除、肝臓を刺激して血圧の調整をする働きが期待できます。
最後に、青は副交感神経系を刺激し、脈拍、血圧、体温などの数値を低下させます。神経を鎮静化させるので、高血圧、風疹、不眠症などさまざまな症状に効果的です。
ちなみに、白が最も健康に良い下着の色だといわれています。多く光を透して反射させるからです。風邪をひいてしまったら、白い綿の下着を着て、温かくしてよく寝て汗をかき、下着をこまめに取り替えましょう。
田岡 道子
Taoka Michiko
カラースタイリスト、カラーデザイナー。カラーマイスター協会理事。DICカラー&デザイン社を経て独立。大学・専門学校等での講演、美容雑誌への寄稿多数。PPGタイランド社のオートバイ新色カラーショー、トヨタ自動車の色彩調査を担当。現在は世界各国を飛び回り活動中。著書に『COLOR OF LIFE 〜色を生活に取り入れよう〜』(税務経理協会)、『色で魅せる』(青月社)、『カラーコーディネーターになるには』(啓林書房)など。
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