ベトナムふしぎ発見!/エレベーターにまつわる/ベトナムのあるある事情

待たないのが普通 自分の時間が第一優先

混雑マックス時であるにもかかわらず、エレベーターのドアが開いた途端、中の人が降りていないのに乗り込もうとしたり、上階に行きたいときに降下のボタンを押したり、上がるのか下がるのかわからないのにとりあえず乗ったりするのをよく見かける。また、エレベーターに乗り込んだ後、ドアのすぐ近くに立ったままの人も多い。 エレベーターだけではなく、バイクを運転するときも一緒だが、一部のベトナム人は出発するのが遅いのに「早く着きたい」と思っているらしい。焦っているので、自分の時間を優先させ、自分が間に合う方法を用いるのだ。

エレベーターのマナー意識は 見て真似するものだ

いつからベトナムでエレベーターが日常的に使われるようになったのか記録はないが、そんなに最近の話ではないはずで、使い始めた当時の人は慣れていなかっただろう。別に誰かからマナーを教えられないので、なんとなく使用していたらその適当さが当たり前となったようだ。子どもや若者は、周りにいる前世代の人に習ってその適当な使い方を身につけてしまい、誰も気付かないのかもしれない。 しかし、グローバル化により外国に行く若者も増えているし、外国人と一緒に働く機会も多いので、最近の若者のエレベーターマナーは徐々に良くなっている。
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