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注意したい病気のこと。教えて、ドクター!

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カテゴリ:今月の特集
更新:2019/06/15 – 10:00

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ベトナムにおける日本人の子どもの受診理由は、日本でも一般的な病気が大半です。小児の場合は、接種すべき予防接種をしっかり受けましょう。それにより数多くの感染症から子どもを守ることができます。

Family Medical Practice HCMC
住所:【1区】34 Le Duan St., Dist. 1, HCMC、【2区】95 Thao Dien St., Dist. 2, HCMC
電話:(028) 3822 1919(日本語可、月~金曜8:00~17:00、土曜8:00~12:00、救急時24時間)
営業時間:【1区】(月~金曜)8:00~19:00、(土曜)8:00~16:30、(救急)24時間、【2区】(月~金曜)8:00~19:00、(土曜)8:30~12:30
ウェブサイト:www.vietnammedicalpractice.com

吉松昌司 よしまつしょうじ
大阪府大阪市出身。筑波大学医学専門学群卒業後、筑波大学や茨城県内総合病院で研修。その後、結核研究所や南京都病院に勤務し、国際協力や重症心身障害児・発達障害児の医療に携わる。2018年6月より現職。

日本でもよく聞く病気が多数2019年は麻疹の流行に注意

日本人の子どもに多い受診理由は、風邪を含む呼吸器感染症や胃腸炎、喘息、皮膚炎といった日本でも多い病気がほとんどです。ただし、インフルエンザウイルスやウイルス性胃腸炎は日本では冬に多く見られるのに対し、ベトナムでは通年で見られるなど、流行時期や原因は異なります。また、大気汚染やダニ・カビなどが好む高温多湿な気候は、アレルギー性疾患の増悪と関連があります。デング熱などベトナム特有の病気や寄生虫症よりも、インフルエンザやウイルス性胃腸炎の方が圧倒的に多いです。

2019年、最も心配なことの1つが例年以上の麻疹(はしか)の流行です。高熱と咳、鼻汁、眼球充血に始まり、発症2~3日後の若干熱が下がったと思う頃に顔から発疹が出現、その後再び高熱が始まり数日続くとともに、発疹が全身に拡大します。注意すべきは、親からの家族内感染が起こっているということです。特に治療法はなく、ワクチンによる予防が最も重要です。

麻疹を含むワクチン接種の徹底を気軽に受診できる病院を見つけて

小児の場合は、接種すべき予防接種をしっかり受けましょう。特に接種すべきは、A型肝炎と狂犬病です。日本脳炎ワクチンは、日本では3歳から開始しますが、早ければ生後6ヶ月から接種可能です。もちろんワクチンをしていても子どもは病気になりますが、ほとんどの場合はありふれた病気です。高熱だから重症なのではなく、熱以外の症状も重要で、意識状態、顔色、呼吸状態、食事・水分摂取量、尿量などで総合的に判断することが大切です。

乳幼児の場合は、高熱に伴い、熱性けいれんが出現することも時にあります。普段より反応が乏しい、顔色が悪い、呼吸が荒い、水分摂取が進まず尿量が乏しい…といった時は受診しましょう。大人も子どもも引っ越し自体が大きなストレスです。異国であればなおさらです。赴任後数ヶ月は、家族全員が心身共に疲れやすい時期なので、無理をしないことをおすすめします。

こんな人は要注意!

・ワクチンを接種していない

・赴任に伴うストレスや疲れが溜まっている

など

こんな症状が出たら危険!

・呼吸障害

・活気・顔色不良

・脱水

など

感染・発症するその前に!

・予防接種を受ける

・受診する病院を予め見つけておく

・ストレスのない生活

など

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