特別感を表現する金色は 金運や普遍的価値の象徴でもある
カテゴリ:ベトナムでのカラー対策
更新:2019/02/14 – 10:00
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旧正月テト(Tet)のベトナムでは、赤や金色を目にすることが多いですね。金色は、“高価”の象徴であり豊かさを表す色で、存在感も強く特別な印象を与えます。価値の変わらない存在を表すこともあります。ヨーロッパでは太陽のイメージで、ゴールドカードやゴールデンウィークなど、特別なものを表現する際に使われます。
心理効果としては、特別感や高級感を醸し出し、意欲的な気持ちにさせます。色のプラスイメージから安心感が高まり、理想や夢へまっすぐ前進する効果をもたらします。また、自分自身に自信を与え豊かな気持ちにしてくれ、成功の確信を強めたり、高い理想への意欲を増進させたり、欲望を刺激したりなどの効果もあります。
金運を招く色ともされ、御利益は金運、成功、出世です。仕事欲を高める、大らかな消費など、お金との良い結びつきを強くさせます。金色が気になるときは、お金や権力を求めているときといえます。
高級感のある金色ですが、他の色と組み合わせるときは、控えめに使用しないと下品になります。インテリアやファッションでは、ワンポイントに使うことで価値を感じさせます。また、青や白、グレー、黒、茶といった落ち着いた色をベースにすると、より金色が引き立ちます。
田岡 道子
Taoka Michiko
カラースタイリスト、カラーデザイナー。カラーマイスター協会理事。DICカラー&デザイン社を経て独立。大学・専門学校等での講演、美容雑誌への寄稿多数。PPGタイランド社のオートバイ新色カラーショー、トヨタ自動車の色彩調査を担当。現在は世界各国を飛び回り活動中。著書に『カラーコーディネーターになるには』(啓林書房)など。2019年1/10(木)~1/12(土)にベストカラー診断会を開催予定! 詳細は南部トピックスページまで。
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