脇山 春香 さん/ベティック(VIETHICH)運営

サポート役としての情報発信 “誰かのために”は必ず自分に返ってくる

ウェブサイトを開設して約2年半 きっかけはすべて“人助け”から ハノイを中心に、「筆者が見たこと、感じたこと」をそのまま伝える現地情報ウェブマガジン『ベティック』は、2016年4月19日に開設された。全ての運営を担う脇山春香さんの本業は別にある。 「普段は日系企業に勤めています。実は、ハノイ生活はもう6年目。仕事以外の時間を使って、取材や執筆を行っています」 ウェブサイトを開設したきっかけは、ちょっとした人助けからだった。 「文章を書くのが得意なので、仕事とは別に友人のウェブサイト運営を手伝っていた時期がありました。ある程度やってみると、自身でもウェブサイトを開設できるなと感じたんです。ライターとしての経験を生かしてハノイの情報を拡散する場を設ければ宣伝の手助けができるし、サイト自体が軌道に乗れば広告収入も期待できるし、と。そうして始めたのが『ベティック』です」 ハノイでの就職を決めた時も、人助けをした結果だったと振り返る。 「ワーキングホリデーでオーストラリアにいた当時、海外で就職したいという友人のために、いろいろと情報リサーチの手助けをしていたんです。そうしたら見事に私がアジアに興味を持ってしまって。その友人は今、日本なのに(笑)」 人のために何かしたことは、必ず自分のためにもなる。『ベティック』開設後も、その意識を持ち続けた。 想像以上に広がった新しい世界 今後も無理なく記事を更新予定 これまでに大変だったことは、「特になく、本当に楽しいことばかり」と話す脇山さん。ただし、楽しく続けるためのマイルールがある。 「無理して更新しないこと! ネタが無かったらそれはそれで休みというスタンスだったんです。それが不思議とネタが尽きず、定期的に更新できているんですよね」  自分の書きたいことを書く。ハノイに限らず、ダナンやホーチミン市、日本やアジア諸国についての記事もあり、話題は豊富だ。記事執筆の依頼も途切れない。 「セメントタイルを作っている日本人と出会ったり、ミントやコーヒーなどめずらしい風味のクラフトビールが飲めるツアーに参加させてもらったりもして、たくさんの新しい経験を積み、視野も広がっています」 現在、『ベティック』は1日に2000人以上が訪れる人気サイトに成長した。  「PR記事の執筆は無料なので喜ばれるし、読者は楽しく読んでくださる。私も楽しく取材できているので、理想のウィンウィンな関係が築けています。強いて言えば私が少々無理しているところがあるし、今は広告収入以外は得られていないので、今後は運営資金をどう捻出していくかが課題です」 それでも、自分のためには特にアクションを起こさないと決めている。 「なぜなら、私のすべてはまず人助けから。今はたくさんの人をサポートする時期。いつか動くその運命を待ちたいと思います」
脇山春香 わきやまはるか 宮城県仙台市出身。大学卒業後は映像制作や映画などのキャスティング業務に携わる。その後はワーキングホリデーでオーストラリアへ渡り、滞在中にアジアに興味を持ち、ハノイ就職を志す。現在『ベティック』では、ベトナムから地元の仙台市を盛り上げる方法を模索中。 ウェブサイト:https://viethich.com
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