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メディカルトーク 子どもが頑張り過ぎていませんか? 休息を大切に 思春期の「起立性調節障害」

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カテゴリ:メディカルトーク
更新:2018/10/19 – 10:00

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メディカルトーク

症例

13歳女児。夏休み明け、頭痛がひどくなり、朝起きられなくなった。何とか登校し、午後には体調も回復する。学校トラブルもない。怠けだとする両親に、子どもの心身の変化に注意し適宜休息するよう促した。

自律神経が乱れ、体調不良を引き起こす
思春期の子どもたち

子どもが朝ぐずぐずして起きない、起きるように促すと「頭痛がする!」と訴える。「気のせい」、「しっかりしろ!」と言いたくなるような症状ですが、実は、「起立性調節障害(OD)」という病気かも知れません。思春期の子どもたちは、心身ともに大きな変化を迎えます。急激に身長が伸び、男児は声変わりをし、女児は女性らしいふくよかな体型になります。

そのような体型の変化がある時には、自律神経も乱れ、体調不良を来しやすいのです。ODは、自律神経の働きが乱れ、起立時や身体を起こそうとする時に、脳や身体への血流が低下し、今回のような症例のほか、朝の全身の倦怠感や食欲不振などを来す病気で、不登校の原因となります。

環境が変化する時には
子どもの様子にしっかりと目を向けて

ODか否かにかかわらず、子どもの訴えに耳を傾けることが大切です。ストレスや疲れを溜めていないか確認してください。OD症状の悪化の原因になります。

ODの治療としては、血圧を上げる薬などの内服治療などもありますが、まずはしっかり水分・塩分を取ることが大切です。学校を休んでも、生活リズムが崩れないようにし体を動かすこと。室内はクーラーをつけ過ごしやすくしましょう。

日本式の教育では、休息やリラックスを学ぶ機会が少ないように思います。赴任・帰任時、長期休み後など、環境が変化する時はストレスを抱えやすいです。そういう時こそ、子どもに対して「頑張れ!」ではなく、「休む・楽しむこと」を心がけてください。

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