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ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説7月号

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カテゴリ:ベトナムニュース解説
更新:2018/06/27 – 10:00

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犬や猫に噛まれないよう注意
低い予防接種率

ホーチミン市予防保健センターによると、2018年2月に犬や猫に市民が噛まれたケースは、2710件。最多は6区での580件で、3区と10区はゼロだった。

一方、市の獣医支局の年初4ヶ月の報告では、6区で犬や猫を飼育している3280世帯(5020頭)のうち、狂犬病の予防接種をしていたのは、わずか208世帯で、全体の6.34%のみだった。

(Phap Luat 5月10日, P.13)

解説

街並みや生活スタイルが目まぐるしく変わるホーチミン市で、近年特に増えたと実感するのが、ペットショップや、スーパーなどでのペット用品の陳列でしょうか。

犬や猫と触れ合えるペットカフェも増えており、週末には足の踏み場もないほど大繁盛することもあるそうです。ペットカフェの主な利用者は学生など若者のようですが、自然や動物に触れる機会の少ない都会とあって、教育を兼ね小さい子どもを連れてくる親もいるそうです。

記事によると、ホーチミン市で現在犬や猫を飼育している家庭は10万5970世帯で、その数は19万810頭。これに対し東京都の犬の登録頭数は51万9417頭(2016年)、単純比較はできませんが、「伸びしろ」はまだまだ大きい、とは言えるでしょう。一方で東京での予防接種率は73%ですから、ホーチミン市の低さがよくわかります。

2017年に狂犬病で死亡した人はベトナム全国で63人、死者の約7割は北部で発生しており、犬に噛まれた際にすぐ病院で適切な処置を受けず、手遅れになるといったケースがほとんどのようです。

袋麺からカップ麺へ
過渡期にあるベトナム即席麺市場

ベトナムの即席麺消費量は、2013年の52億食から、2015年には48億食に減少した。飽和する市場に新しい方向性が求められるなか、カップ麺が次々と投入され、消費量が良く伸びている。2016年には即席麺の消費量は約50億食に回復した。

大都市では24時間営業のコンビニが急増し、カップ麺を店内で食べる人向けのお湯も用意されている。

(Nhip Cau Dau Tu 4月23日, P.30)

解説

コンビニの数や利用者の増加とともに注目されるのが、イートインスペースの利用度で、カップ麺を食べている人もよく見かけられます。オフィス街のコンビニでは昼時にランチを楽しむOLで満員ということも多くあります。おにぎり、バインミー、はたまた持ち込みなど、食べるものは人それぞれですが、カップ麺を食べる人は、おでん種をいくつか加える傾向が強いようです。

こういった「外」の場面では袋麺よりカップ麺の方が優位で、利便性と利用の増加から、各メーカーが競争を繰り広げています。ベトナム即席麺市場トップシェアのエースコックベトナム(Acecook Vietnam)社の梶原潤一社長は、「ベトナムにおけるカップ麺は日本で1971年に始まった頃と同じような状況」とし、今後の大きな発展余地を見て、カップ麺に力を入れていく考えを明らかにしています。

世界ラーメン協会の統計では、ベトナムは世界5位(2017年)の即席麺消費国。もともと消費の多い国とあって、今後のカップ麺へのシフトやノンフライ麺、健康志向、風味の多様化など、どのように変化していくのか注目されます。

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