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たべもの文学抄
茶・チャー
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カテゴリ:たべもの文学抄
更新:2018/04/17 – 10:00

ベトナム文化と歴史に舌鼓、たべもの文学抄。

伝統的なお茶。ジャスミン、蓮などとブレンドし、自然な香りを添加することが多い

ベトナム人が毎日飲むお茶

接客に不可欠なお茶はどこの家庭にもあり、路上店から高級レストランまで、いろいろなところで注文できる。年配者は温かいものを好み、若者にはタピオカティーかクリーム入りの甘いものが人気だ。ベトナム人の生活に身近なお茶だが、実はあまり知られていない話がある。

お茶にまつわるホラーストーリー⁉

昔々、100年もの間、一生懸命修行すれば仙人になれると聞き、99年と364日も努力していた僧侶がいた。100年となる手前の最後の日、山頂で座禅を組んでいると、我慢できないほど眠くなってしまい、つい寝てしまった。夢の中で彼は青年に戻り、当時の恋人と会った。その時間を楽しんでいる途中、石につまずき、彼女に向かって倒れてしまった。その瞬間に夢から覚めた僧侶は、修行している身であるのに、どうしてそのような夢を見たのかと思って、大変恥ずかしくなり苦しくなった。修行を二度と怠らないことを決意し、小刀で自分の瞼を切り取った。もう目が閉じられない僧侶は痛みに気を取られることなく、精神を集中して無我の境地に入り、ようやく仙人になることができた。

その後、彼の瞼が落ちたところに瞼のような形をした葉を持つ木が生まれた。その葉で淹れた飲み物を飲むと、眠気がなくなり集中できるようになった。それが今や、朝やランチの後で楽しまれるお茶となったという。

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