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スケッチレポート
西野亮廣氏が
出版記念講演会を開催

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カテゴリ:スケッチ特別インタビュー
更新:2017/12/11 – 10:00

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2017年10月4日(水)に『革命のファンファーレ〜現代のお金と広告〜』を上梓した、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣氏。芸人としてだけでなく、絵本『えんとつ町のプペル』の制作などクリエイターとしての活躍も目覚ましい西野氏に本作を通じて読者に伝えたいこと、そこに込めた熱意を聞いた。

― なぜベトナムで講演会を?

「クラウドファンディング」ですね。僕、ビジネスの講演会みたいなののオファーがすごく多いんですね。一応、吉本興業所属になっているんですけど、吉本で一番多いんですって。それを僕とマネージャーしか知らなかったんで、ちょっと待てと。講演会のオファーがめっちゃあるっていうのは可視化した方がいいと思って。見える場所でオファーを受け付けて、そいつが書いたビジネス書ってなれば、そのビジネス書の信用につながるなと思ったので、「クラウドファンディング」で講演会のオファーを受け付けたら、一番最初にベトナムで手が上がったんです。

― 「クラウドファンディング」を使うことで、より多方面から手が上がるように?

そうですね、増えてきました。この1年で。その理由は2つあって、1つは自分の絵本が広がってきて、絵本の作り方が特殊だったので、どうやって作ったの、どうやって届けたのっていうのを、面白がってもらっているというのと、もう1つは時代が貨幣経済から信用経済になって、僕たちはずっとこれまで通貨とか貨幣でやりとりしてたけど、もはや信用さえあれば生きていけると。「クラウドファンディング」はまさに、信用をお金化するための装置で、そういったものがここ1、2年でバンバン出てきて、自分の信用を数値化するための装置が出てきたときに、信用だけで生きてきた人たちにスポットが当たるようになりましたよね。これまではずっと日本だと取り上げられて、重宝されるのは好感度だったんです。でも、ある時からは信用度がすっごく取り上げられるようになって、じゃあ信用度ってどうやって稼ぐの、どうやってお前は信用ポイントを稼いでるのって最近すごく聞かれます。

― それが本作を書くきっかけに?

そうです、そうです。実は僕ビジネス書は去年書いたんです。『魔法のコンパス』っていう。で、それがそこそこ売れたんで、もうビジネス書はいいかなと思ってたんです。でも、今年入って「VALUE(バリュー)」だとか「タイムバンク」っていう、信用をお金にする装置がどんどんできてきて、信用経済って言っても前からあったと思うんですよ。株だとか、小切手だとか、書いたらお金になるって信用しかないじゃないですか。それって一部のお金持ちとか会社のもので、個人レベルでは、やっぱり貨幣経済だったんですけど、今は個人レベルでも信用経済がやってきちゃって、これは書かなくちゃと。今のお金ってもうこれ(信用)になったよ、っていうのをまず書いて、お金がこれ(信用)になったから広告のやり方ももちろん変えなくちゃいけなくて、それを『えんとつ町のプペル』の作り方と売り方をベースに書いてます。『えんとつ町のプペル』はクラウドファンディングで1万人に出資してもらって、5600万円集まったんです。で、30万部が売れたと。数字で分かりやすい結果が出てるので、どうやってお金を集めて、どれだけの人に届いたかというのも書いています。

― どういった読者に届けたいですか?

基本的に、僕みたいなやつです。なんか行動して叩かれるやつみたいな(笑)。それか、いつか行動しようとしているやつ。何かやりたいんだけど一歩踏み出せないやつに「大丈夫だ」と。なぜならこういう風で、こうだからって、挑戦することが大丈夫な理由をロジカルに説明するように書いています。なので、“挑戦する人”ですね。

『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』(幻冬舎刊)

発売から6日で発行10万部を突破し、はやくもベストセラーを記録した話題作。インターネット上でアイディアやプロジェクトを提案し、賛同者から協力や資金を集める「クラウドファンディング」で国内歴代最高となる総額1億円を個人で集めただけでなく、絵本『えんとつ町のプペル』では、様々な手法を用いて販売に奔走し、異例のヒットへ導いた経験から、”現代のお金の作り方と使い方”と広告戦略、これからの時代の働き方について書き下ろした。西野氏のブログで冒頭の40ページが無料公開されており、単行本ほか、電子版も好評発売中だ。 
https://lineblog.me/nishino

西野亮廣 にしのあきひろ

1980年生まれ。兵庫県出身。1999年梶原雄太氏と漫才コンビ「キングコング」を結成。テレビ番組などで活躍する一方、2010年『グッド・コマーシャル』で作家デビュー。2016年出版の絵本『えんとつ町のプペル』が発行部数が32万部を超えるヒットを記録。「肩書にこだわることのリスク」を自ら提唱し、現在様々な分野で活躍中。ベトナムの読者に向けて一言と尋ねると、「飲みに来る機会が増えると思うので、酒場で見つけたら奢ってください」と豪快に笑いながら語ってくれた

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