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メディカルトーク 砂糖入りの飲み物が大好きな人は要注意! 虫歯が広範囲に広がる「ランパントカリエス」

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カテゴリ:メディカルトーク
更新:2017/05/23 – 10:00

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メディカルトーク

症例

43歳男性。歯科検診のため来院。歯と歯の間に虫歯が多発していたため、食生活習慣を尋ねたところ、ほぼ毎日、清涼飲料水を飲んでいると判明。成人の「ランパントカリエス」であると診断し、虫歯治療および食生活習慣の改善指導を行った。

今回のドクター

内田結貴院長/スマイルデンタルセンター

① 「ランパントカリエス」とは?

幼児が歯が生えた後も哺乳瓶で粉ミルクやジュース、スポーツドリンクなどを常飲することで、乳歯が広範囲で虫歯になる現象です。 近年では大人でも清涼飲料水や砂糖入り飲料の常飲により、永久歯が広範囲に虫歯になるケースが見られます。

② 甘味料を含む飲料が原因

コーラや炭酸飲料、ペットボトル入りの清涼飲料および砂糖入りのコーヒーや紅茶など、市販の飲料に含まれている甘味料は通常の砂糖と違い、口の中に万遍なく広がりやすい上、長く口内にとどまりやすくなっています。こうした飲料の常飲によって虫歯が広範囲に広がり、「ランパントカリエス」にかかりやすくなります。

③ 自覚症状があれば歯科医院へ

きちんと歯を磨いているはずなのにすぐに虫歯になってしまう、歯の表面や付け根に白濁しているところがある、歯と歯の間の色が黒っぽくなっているなどの症状がある場合は、注意が必要です。早期に歯科医院を受診し、虫歯治療を行う方が良いでしょう。

④ 治療方法は?

根本的には食生活の見直しをはかることが最も重要です。ごく初期の場合は、フッ素を活用するなどして歯の回復を促すこともありますし、すでに虫歯になっていても、早期の場合は削って埋める虫歯治療で対応できます。

⑤ 日常生活における対策

先にも述べたように、最も効果的なのは食生活の改善です。甘い飲料ではなく、水や、砂糖の入っていないお茶などに切り替えることで、口の中の環境を健全な状態へ変えることができます。また、このようなペットボトル飲料の常飲は虫歯のみならず、糖尿病などの全身の生活習慣病へも大きく影響しますので、気をつけましょう。

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