ベトナムスケッチ > ベトナムコラム > ベトナムニュース解説 > ...

ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説11月号

タグ:
カテゴリ:ベトナムニュース解説
更新:2016/10/25 – 10:00

情報提供:「ベトナム最新情報」 TOHO CO., LTD. www.toho.com 日系進出企業向けのビジネスニュースを週4回配信。開始から13年、250社超の企業が定期購読。

小学3年から高校までの10年間
第1外国語の学習制度を整備

教育訓練省は来学年度から、小学校3年生~高校3年生を対象にした、第1外国語としてのロシア語、中国語教育を試験実施する。

2020年国家外国語計画では、国民教育システムにおける英語教育の質向上が目標に掲げられている。並行してロシア語、中国語、日本語教育を第1外国語として試験実施する。

(『VnExpress』2016年9月18日)

解説

教育訓練省の説明によると、もともと2006年から定められている普通教育プログラムでは、いずれかの学習を義務付ける第1外国語に、英語、ロシア語、フランス語、中国語が定められていました。

英語は言うまでもありませんが、ロシアはソ連時代、フランスは植民地時代、中国は隣国でありベトナム国内には華人も多いなど、いずれも歴史的に関係の深い国々であることがわかります。さらに2011年、日本語が中学~高校で学べる第1外国語として加わり、今学年度からはハノイとホーチミン

市の一部の小学校でも第1外国語として教えられるようになっています。

現在もロシア語と中国語は第1外国語として中学~高校の7年間の学習プログラムで教えられていますが、他の第1外国語に合わせる必要があるとして、小学3年生から高校までの10年間の学習制度が整備されることになったようです。

なおこれらの第1外国語も、全国全ての学校で5言語から選択するわけではなく、あくまで各地域、学校、生徒の希望や条件に応じて決められるということです。

食品消費トレンドは健康・自然派保存料不使用に注目

保存料を使わない食品が消費者に支持されるようになっている。市場調査によると、消費者はこれまでのようにブランドや好みではなく、健康への影響や栄養成分に注意して商品を購入する人が増加。これを受けて、あるパック詰飲料メーカーは、保存料を使わずに自然の風味や栄養素を保てる超高温加熱処理(UHT)法を導入している。

(『Tuoi Tre』2016年9月14日、p.6) 

解説

トナムでは、残留農薬や発がん性物質の含有、産地偽装、豚肉の赤身を増したり、果物の成熟を早めたりする薬の使用など、食の安全性に関する問題が後を絶たず、最近では飲料大手の商品への異物混入騒動が世論を騒がせました。
南部社会科学研究所による加工食品5品目(清涼飲料、ミルク・乳製品、食肉・魚加工品、コメ・穀物製品、液体調味料)に関する消費者調査でも、大半の人が購入で何らかの問題があったと回答しており、「広告より質が悪い」、「偽造品」、

「使用期限切れ」、「内容量が少ない」といった問題が挙がりました。

こういった社会的な関心の高まりから、近年は食の安全性や健康を意識する人が増加しており、買い物の場所は従来の市場から商品表示が明確なスーパーへ変わりつつあります。都市部ではオーガニック専門店も見られるようになりました。メーカー側も保存料不使用の商品のほか、インスタント麺ではノンフライ麺、砂糖入りが普通だった緑茶飲料は無糖商品が発売され、スーパーでは無炭酸飲料の取り扱いが増えるなどしています。

掲示板ご利用の前にベトナムスケッチ掲示板ガイドラインをご参照ください。投稿にはFacebookアカウントが必要です。アカウントはFacebook公式サイトにて無料で取得できます。※編集部への質問や問い合わせに関してはコチラからどうぞ。

関連ベトナム記事

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説7月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説7月号

25㎡のマンション建設認める 建設省 建設省は、ホーチミン市のダットラン(Dat Lanh)不動産社に対し、25㎡の商業…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説6月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説6月号

機能食品が急伸 健康意識の高まりで 保健省によると、2014年に新規登録された機能食品は1062点だったが、2015年に…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説5月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説5月号

裾野産業協会が発足 企業連携で産業発展 ベトナム裾野産業協会(VASI)が2017年3月18日(土)にハノイで発足。業界…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説4月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説4月号

全国民に「ヘルスレコード」 定期健診で病気を早期発見へ ベトナムで初めて、病気の早期発見を目的とした国民の「健康記録」を…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説3月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説3月号

日本留学の斡旋 悪質会社を処分・閉鎖へ 教育訓練大臣と梅田邦夫日本国特命全権大使は、ベトナム人留学生・実習生の管理、ベト…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説2月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説2月号

2017年の不動産市場 主役は大衆向け住宅 ベトナム不動産協会は、住宅需要全体の70%を占める大衆向け物件が、2017年…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説1月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説1月号

ニントゥアン省の原発計画 中止が決定 国会は2016年11月22日(火)、ニントゥアン(Ninh Thuan)省における…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説12月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説12月号

水力発電所の放流、 首相が商工業省に調査指示 2016年10月中旬の大雨で発生した北中部における洪水で、人命や財産に大き…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説10月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説10月号

「ポケモンGO」、 ベトナムでも大ブームに 2016年8月6日(土)、ベトナムでゲーム「ポケモンGO」の配信が始まった。…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説8月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説8月号

ハノイでバイク禁止計画、 「その後」の移動手段は? 2025年に中心部でのバイク利用禁止を検討しているハノイ。早晩やらね…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説8月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説8月号

大気汚染対策、2020年までの国家行動計画を承認 首相は、2020年までの大気の質管理に関する国家行動計画、2025年ま…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説7月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説7月号

伝統型小売の優勢続く近代型も2桁成長 市場調査会社カンターワールドパネル(Kantar Worldpanel)の2015…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説6月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説6月号

「自分は中間層」ベトナムは96% 実際は55%のみ 博報堂生活総合研究所アセアン(HILL ASEAN)によると、ホーチ…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説5月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説5月号

ホアンサー諸島での ミサイル部隊展開で中国に抗議 中国がホアンサー(Hoang Sa)諸島で軍用ヘリコプター基地を建設し…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説4月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説4月号

ASEAN経済共同体が 正式発足 2015年12月31日(木)、ASEAN(アセアン)経済共同体(AEC)が発足した。政…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説3月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説3月号

ジャポニカ米の輸出が 100%の伸び ベトナム食糧協会(VFA)によると、2015年のコメ輸出量は推計650万t超で、う…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説2月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説2月号

2050年までにほぼ全ての 都市廃棄物をエネルギー化 グエン・タン・ズン(Nguyen Tan Dung)首相は、「20…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説1月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説1月号

TPP発効時にベトナムが得る利益250億USD、 日米から210億USD 2015年11月9日(月)に行われた環太平洋パ…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説12月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説12月号

入国ビザ発給手数料を引き下げ 財務省は、外国人に対するビザの発給手数料について定めた通達157/2015/TT-BTC号…

ベトナムの今がよくわかる/ベトナムニュース解説11月号 ベトナムの今がよくわかる
ベトナムニュース解説11月号

南北鉄道の近代化、詳細計画が公表 鉄道局はハノイ駅からサイゴン駅まで1726km、21省市を通過する南北鉄道近代化詳細計…