2016.05.23

【ホーチミン市】Casaベトナム/~住みたくなる部屋~ 5月号

夜の寛ぎのひと時は畳の上で 日本間スペースが心地良いオリジナル一軒家

[caption id="attachment_76933" align="aligncenter" width="980"]OLYMPUS DIGITAL CAMERA各階70㎡の3階建て。畳は購入時、計600万VNDほど

ゴーヴァップ(Go Vap)区中心部の裏路地に建つ一軒家に入ると、目に飛び込んでくるのが4畳半の畳スペースだ。「16年ほど前、ここに土地を買って家を建てる際、輸出用に畳を製造していた現地の工場から日本人の夫が購入したんです」と語るベトナム人の奥さん。市内では珍しく裏庭を設け、家の前後から光を取り入れるといった工夫も施した。窓を開ければ塀の上をシクンシの花が彩る。夕食後は夜にのみ香るこの花の香りに包まれながら、畳の上でのんびりするのが定番なのだとか。 引越し当初に比べ、「最近はスーパーマーケットが増え便利になった」という同区。「朝夕のラッシュアワーの渋滞はひどくなった」のが難点のようだ。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA階段脇の裏窓 OLYMPUS DIGITAL CAMERA窓外のシクンシの花
住所:ゴーヴァップ区クアンチュン(Quang Trung)通り周辺