2015.12.25

【北部】2016年1月号 VIETNAM EVENTS

11/8 HANOI
ベトナム保健省の正式な認可を受け、 2017年に初の栄養士誕生へ
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ハノイ医科大学にて「ベトナムにおける栄養関連制度の制定開発」と題したシンポジウムが行われ、ベトナム政府(保健省)により、栄養士制度が正式に認可されたことが発表された。この結果、2017年には国家資格を有するベトナム初の栄養士が誕生する。この働きかけは、2009年より味の素グループ、国際協力機構(JICA)、日本栄養士会(JDA)、十文字学園女子大学、神奈川県立保健福祉大学などが協働して進めている「ベトナム栄養制度創設プロジェクト(VINEP)」によるもので、今回の認可でプロジェクトは大きく前進した。
11/8 HANOI
「サクラコレクション学生アワード」 ベトナムグランプリ大会、優勝者決定
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今年で2回目を迎える「サクラコレクション学生アワードベトナムグランプリ大会」がイオンモール・ロンビエン店で開催された。ベトナム全土から数百点の応募がある中、最終選考に残った10名が日本をテーマにしたコレクションを披露。優勝は、「侍の心」を表現したホーチミン市工業大学に在籍中のヴオン・カン(Vuong Khang)さんで、2016年3月5日(土)に横浜・赤レンガ倉庫で行われるファッションショーへの出場を手にした。横浜大会では、ベトナムのほか、マレーシア、タイ、インドネシアの学生アワード優勝者も招待されている。
11/9 HANOI
ベトナム人経営者の育成を目指す VJCC主催の「経営塾」第7期が開講
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VJCC(ベトナム日本人材協力センター)が主催している「経営塾」が第7期を迎え、開講式が行われた。ベトナムの工業・産業界を担う若手経営者の人材育成を支援する同プログラムには、ハノイからは23名の企業経営者&管理者と、貿易大学の教員4名が参加。10ヶ月にわたって、専門家の講義や企業見学などを通じて、経営戦略から日本式ものづくりまで、多岐に渡る実践的なカリキュラムを学んでいく。同プログラムはすでに第1期~第6期165名の経営者を送り出しており、参加者同士や卒業生との交流を通じて、人脈を築けるのも魅力だ。
11/9~ HANOI ほか
日用品・生活雑貨の販路開拓を支援 JETROキャラバン事業が2都市で開催
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日本の中小企業の優れた製品の販路開拓を支援する目的で、2012年からアセアン地域で行われている日本貿易振興会(JETRO)主催のキャラバン事業が、昨年に引き続きベトナムで開催された。ハノイとホーチミン市で各2日間行われ、日本からは日用品・生活雑貨分野の企業35社が参加。現地バイヤーとの個別商談会や現地の商業施設の視察を通じて、自社製品への手ごたえを感じる企業もあれば、販売価格の見直しや流通ルートの確保など課題を見つける企業もあり、参加企業にとってベトナム進出を具体的に検討するよい機会となった。