こどもの学び舎／㊳ダムセンウォーターパークで／総勢1045人の子どもが大騒ぎ！

ホーチミン市郊外に７ヶ所ある「能力開発センター」で、恵まれない子どもたちのケアを行っているストリートチルドレン友の会（FFSC）。どのセンターでも終業式が終わり、待ちに待った夏休みがやってきた！　2015年6月17日（水）は、みんなが楽しみにしていた毎年恒例の遠足の日で、各センターの子どもたち1045人が「ダムセンウォーターパーク／Cong Vien Nuoc Dam Sen」に大集結。この日の集合時間は朝６時だったが、ほとんどの子どもたちが５時に集合。中には「わくわくしすぎて、全然眠れなかったんだ！」という子もいた。ひとまず遊びはお預けで開会式がスタート。アオザイ姿の女子生徒がこの日のために練習を重ねた踊りを披露したほか、ホーチミン市カトリック団結委員会のスピーチなどが行われた。また、優秀な成績をおさめた生徒63人に対する表彰式があり、名前を呼ばれた生徒はステージへ。ノートやかばんのセットなど、自分の体より大きな賞品を少し照れながらも、嬉しそうに受け取っていた。式が終わると、みんな一目散にプールへバッシャーン！　テンション最高潮の子どもたちは、流れるプールやウォータースライダーにと園内を元気に走り回り、記念撮影のために集合しても、またすぐ遊びに戻ってしまう。「みんなプールが大好きなの。だから今日は仕方ないわね」と、FFSCの先生たち。楽しそうにはしゃぐ子どもたちの様子を笑顔で見守っていた。