こどもの学び舎／⑲クリスマス直前!　中学生が／「サンタプロジェクト」を開催

　ホーチミン日本人学校の中学部２年生23名が、ストリートチルドレン友の会（FFSC）の施設で「サンタプロジェクト」を行った。　毎年１度開催され、今回で６回目を迎える。食器や毛布、衣類などの生活用品から、おもちゃ、学用品などを、中学生たちの各家庭から寄付を募り、クリスマスプレゼントとして届けるのだ。　２週間ほどでダンボール15箱分の品々が集まり、生徒たちが仕分けを担当。また、交流会も兼ねたこのイベントでは、紙飛行機を飛ばしたり、折り紙を教えるなど、生徒たちが提案した日本の遊びを紹介しながら子どもたちを楽しませた。　 12歳のチャン（Tran）ちゃんは、｢日本人のお姉さんたちは、みんなかわいいし、優しい。今日は、すごく楽しい!｣と、少し離れた場所から日本人学校の生徒たちを憧れの眼差しで見ながら話してくれた。　 100人近くのFFSCの子どもたちを相手に、汗だくになって遊ぶ生徒たちからは、｢前回の日本人学校での交流会（2013年９月号）で仲良くなった子と再会できた!｣という感動の声もチラホラ。　最後は、FFSCの子どもたちから、お礼に歌やダンスの発表が。ダンスには、日本人学校の生徒もアドリブで参加。会場は大いに盛り上がった。　来年は次の２年生にバトンタッチするため、今回で会う機会は最後。一期一会の出会いを思いっきり楽しんだ子どもたちだった。