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メディカルトーク
第92回 食いしばり、歯ぎしりで
歯が疲労骨折!?

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カテゴリ:メディカルトーク
更新:2013/12/22 – 10:00

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メディカルトーク症例

32歳の女性。普段から食いしばる癖があり、最近は噛んだ時や冷たいものを食べると痛むため、虫歯を疑って来院。レントゲンで歯根の先にうみがたまっているのが見つかった。咬合性外傷と診断され神経治療を行うことになった。

今回のドクター

内田結貴歯科医師/スマイルデンタルセンター

①「咬合性外傷」って、何?
咬合(こうごう)性外傷とは、歯ぎしりや食いしばりで歯に過剰な力がかかった歯と歯周組織(歯を支えているあごの骨や、その骨と歯をつなぐ靭帯などの総称)がダメージを受ける病気です。歯周組織がダメージを受けて歯を支える力が弱くなる病気に「歯周病」がありますが、歯周病よりも、歯周組織が弱っている歯にさらに力がかかることで、咬合性外傷を併発します。
②歯が亀裂し、細菌感染することも
り、噛みしめる力が強い場合に発症します。過剰な力によるダメージで歯周組織が炎症を起こすほか、力が何度も加わることで歯が疲労骨折のような状態になって亀裂が入り、そこからの細菌感染で神経が死んでしまうことも。
③レントゲンで症状を発見
歯が痛い、冷たいものが凍みる、歯が揺れたり浮いたような感じがする時は、咬合性外傷を疑ってみましょう。また、前述のような「疲労骨折」タイプでは虫歯は見当たらないのに、レントゲンを撮ると神経が傷んで膿がたまっている様子が写ることがあります
④治療法は2種類
 まずは特定の歯に力がかかるのを防ぐ「かみ合わせの調整」、次にクッション代わりに「マウスピースを装着」などがおもな治療法です。しかし、「疲労骨折」タイプは神経が傷んでいるため、神経治療が必要となります。
⑤ストレス解消で歯の健康を維持
成人の多くは、歯周病と咬合性外傷が合併。「毎日の歯みがき+歯科医院での定期メンテナンス」で歯周病予防に努め、健全な歯周組織を維持することが最優先です。歯ぎしりや食いしばりはストレスが原因とも言われていますので、適度な運動などで気分転換を図ることが歯の健康につながります。

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