地元の人々が語るこの街の魅力／素顔のハノイ

「生まれ育ったこの街にまつわることは、すべていとおしい。けれど、ハノイへの愛情を言葉にするのはとても難しいの」と、ハノイっ子はちょっぴり困った顔をする。地元の人々が愛する故郷の魅力を紐解きたい。その素顔を知れば、今よりもっとハノイを好きになる。 撮影／グエン・ミン・ドゥック（Nguyễn Minh Đức）、ベトナムスケッチ編 豊かな緑といくつもの湖に囲まれたベトナムの首都、ハノイ。タンロン（Thăng Long／昇龍）からドンドー（Đông Đô／東都）、ハノイ（Hà Nội／河内）と名を転じ、2010年に遷都1000年を迎えた歴史ある街だ。 その昔、皇帝への献上品を作るために各地から職人を集めたことが起源といわれる36通り。ホアンキエム（Hoàn Kiếm）湖に静かに佇む亀の塔や緑色の水面に映える真っ赤なテーフック（Thê Húc）橋。他にも、ホーチミン廟や文廟などの歴史や文化の足跡を色濃く残し、多くの人々の心を魅了してやまない。 ・STORY.1 : ハノイ×生粋のハノイ人。 ・STORY.2 : ハノイ×四季折々の風情。 ・STORY.3 : ハノイ×ハノイ人の礼儀。 ・番外編 : ハノイ×地方からやってきた人。

地元の人々が語るこの街の魅力 素顔のハノイ

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