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No. 001 私はとにかく人が好き。
Tomoko Nishizawa

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カテゴリ:フォトエッセイ
更新:2012/02/18 – 10:00

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No. 001 私はとにかく人が好き。/Tomoko Nishizawa
ディエンビエン(Dien Bien)省のシンチャーイ(Sin Chai)村では、自生する巨木茶の製造販売をJICAが支援。背丈の何倍もある木に登り、茶葉を収穫するのはモン(H’mong)族

心惹かれる撮影対象は、風景でも物でもなく、やはり人物。地方の片田舎まで足を運んで、職人たちの技や、彼らの生活を追いかける撮影はとても有意義なものだった。そこには伝統があり、土地それぞれの表情があった。まるで違う国にいるかのように。

約1年をかけて、JICAベトナム地場産業振興プロジェクトの冊子『10 STORIES ベトナムからの贈り物』のために撮影をした。北はディエンビエン省から南のフーコック島まで、全国10村の特産品を紹介する企画である。

心に深く残っているのは、ベトナム北西部ディエンビエン省トゥアチュア郡のシンチャーイ村。何時間もかけて、舗装されていない崖っぷちの道を進むと、その村はあった。ちょうど集会をしていて、男達は酒盛りの真っ最中。現世とかけ離れた、おとぎの国の自治会。誰にも知られずひっそり暮らす人々が、その地域の特産品で自活できるよう支援する。これからも私が撮影した写真を多くの人に見てもらうことで応援していきたいと思う。

No. 001 私はとにかく人が好き。/Tomoko Nishizawa
ソンラー(Son La)省バックイエン(Bac Yen)では、モン族の知恵から「野リンゴワイン」が生まれた

No. 001 私はとにかく人が好き。/Tomoko Nishizawa

フエ(Hue)近郊のミーラム(My Lam)村。農作業の傍ら、女性達は編み笠「ノンラー/Non La」を編んで、わずかな収入を得ている

写真・文/西澤智子 にしざわともこ
フリーカメラマン。1976年生まれ。名古屋を拠点とし、雑誌を中心にカメラマンとして活躍。2005年の初渡越以来、ベトナムに惚れこみ通い続ける。2008年3月より、愛しいベトナムの情報を自ら発信すべく、ホーチミン市へ移住、2009年4月より拠点をハノイに移す。ベトナムの生活を綴った移住日記も日々、更新中。
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No. 001 私はとにかく人が好き。
Tomoko Nishizawa
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