2011.10.20

日焼け対策をしていますか?

手の甲まで届く長い袖と首筋を覆うフード付きの上着に続き、日焼けを気にするベトナム人女性向けに新商品が発売されました。スカートから出た足を甲まで覆う腰巻布です。上下完全防備でバイクにまたがる女性たちは見るからに暑そう。熱射病にならないのでしょうか。 太陽が降り注ぐ南国での旅。小麦色にこんがり焼くか、色白の肌を死守するか。ハノイを旅する人びとに、日焼け対策をしているかどうか、訊ねてみました。
①氏名(年齢)②出身③職業④日程(複数の場合は順に左から)
末安千枝子/宮崎智香子
①末安千枝子(46)/宮崎智香子(47)②東京/神奈川③パート/幼稚園教諭④5日間 「2人とも、昔ハノイに住んでいたことがあります。だから対策はばっちり! UVケアクリームに日傘、サングラス、黒の手袋、首を覆うスカーフなどを用意してきました。カフェでも、日陰を選んで座っていました」
山崎仁実
①山崎仁実(28)②大分③鎧屋④3日間 「日焼けは気にしません。ハノイの日差しもこれくらいなら、そう強いとも感じませんし。それにしても3年ぶりに訪れたら、物価の上昇に驚きました。さすが発展著しい国だけありますね」
吉村聡乃
①吉村聡乃(27)②福井③歯科衛生士④4日間 「日焼け止めを塗っています。特に顔は、帽子を被るなどして必死で守っています。でも、どんなに気をつけていても身体は日焼けしてしまうので、どうせならきれいに焼こうと、タンクトップを着ています」

今月の一句 いっそのこと 「きれいに焼く」も アリなのかも

編集部より ホーチミン市に比べ、からっと晴れわたる日が少ないハノイ。曇っていても日焼けはするので、焼けたくない人は注意が必要です。とはいえ、どれほど気をつけても、アスファルトの地面やビル壁の照り返しなどで多少は焼けてしまうもの。「それならいっそきれいに焼く」という考え方には、発想の転換を感じました。
今月の旅人たち